ずい‐ぶん【随分】
読み方:ずいぶん
1 ふさわしい程度を超えているさま。また、いちじるしいさま。並でないさま。過分。相当。「—な御見舞をいただきました」「貯金も—な額になった」
2 人に対する態度や言動が度を過ぎているさま。非常識。「そんなことを言うなんて—な奴だ」
[副]
1 いちじるしいさま。多く、予想外だとか不本意だとかいう気持ちをこめて用いる。非常に。だいぶ。かなり。「年の割には—(と)老(ふ)けて見える」「—(と)大げさなことをいう人だ」
2 その人の能力・身分・立場などにふさわしいさま。また、事態がある状況にふさわしくなっていくさま。分相応に。それなりに。「しっかり勉強すれば、成績も—(と)よくなるものだ」
「将来立派な者にさえなれば、—照子の婿(むこ)にもしてやる」〈谷崎・悪魔〉
3 その人の置かれている状況の中で最善を尽くすさま。できるだけ。なるべく。「—(と)養生してください」「—(と)努力してみましょう」
随分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 05:30 UTC 版)
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随分
出典:『Wiktionary』 (2021/09/20 08:16 UTC 版)
形容動詞
随分(ずいぶん)
発音(?)
ず↘いぶん
活用
翻訳
(語義1)
- ドイツ語: ziemlich (de), sehr (de)
- 英語: fairly (en), pretty (en), very (en), extremely (en)
- フランス語: assez (fr), très (fr), beaucoup (fr)
- スペイン語: muy (es)
- イタリア語: assai (it), molto (it)
- 朝鮮語: 꽤 (ko)
- 中国語: 很 (zh), 相当 (zh)
(語義2)
副詞
発音(?)
ず↘いぶん
名詞
- (古)分相応であること。
発音(?)
ず↘いぶん
「随分」の例文・使い方・用例・文例
- 私はそこに随分と長い間立っていたに違いない。
- そうしているうちに、随分時間が経ってしまいました。
- 私は随分時間を失ってしまいました。
- 私たちは随分遠くまで来てしまいましたね。
- 彼の英語が随分聞き取れるようになってきた。
- あなたは2ヶ月前より随分と痩せましたね。
- それはまだ随分と先のことです。
- 私も随分前にその山に登ったことがある。
- 彼は随分変わってしまった。
- 彼は随分変わってしまって、昔の彼ではなくなっている。
- 今日は随分と仕事が捗りました。
- 彼らは随分喜んでくれました。
- 彼は随分悩んでいる様子だ。
- 今日は随分気持ちのいい天気だ。
- あなたはこの作業に随分慣れましたね。
- 私の怪我は随分良くなりました。
- 彼の風邪の具合は随分良くなりました。
- 今回のあなたの出張は、随分と長いのですね。
- 彼女は随分前に家族と縁を切った。
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