間接事実に対する反論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 06:09 UTC 版)
「東広島市女性暴行死事件」の記事における「間接事実に対する反論」の解説
「被告人は、現場アパートの室内に血液を残していた。」に対する反論 血痕から検出された男性のDNAも現場アパートに立ち入った時に残したものだとしながら、血痕からは被害女性のDNAも検出されていることから、男性の血痕ではなく、唾液などが遺留したのだと主張した。 「被告人は、被害者が殺害された時間帯に現場アパートに立ち入っていた。」に対する反論 私は、4月29日の午後5時過ぎころ、A子さんと東広島駅で待ち合わせ、その後、私が運転する車にA子さんを乗せて、A子さんの案内で、東広島市×××(=町名)の方に、A子さんが借りていた×××(=アパート名)というアパートに行きました。 私は、そのA子さんが借りていたアパートの部屋の中で、A子さんから相談を受けていた件、つまり、A子さんが、いわゆる不倫をしていたことで、相手方の奥さんと取り交わす示談の条項について、A子さんにいろいろ指導しました。 その後、食事に行こう、ということになり、やはり私が運転する車にA子さんを乗せて〈……中略……〉ガストというレストランに行き、2人で食事をしました。 食事をした後、私は、車にA子さんを乗せて、東広島駅まで戻り、この日の午後8時過ぎころ、A子さんと別れたのです。 「被告人は事件当日、A子さんと会ったのち、勤務予定時間に2時間30分ほど遅れてコンビニに出勤していた。」に対する反論 東広島駅近くの空き地に車を停め、車内で仮眠したのです。前日からコンビニの勤務で、20時間以上も眠っておらず、食事をした満腹感もあって眠くてたまらなくなったからです。 このまま東広島市から、広島市まで車を運転して帰れないと思うほど眠かったのです。そして仮眠から目が覚めたら午前1時でした。寝ぼけていたためか、私は勤務時間を午前3時と勘違いしてしまったのです。 そもそも、コンビニに遅刻するほど時間を要するような罪証隠滅工作が行われた痕跡は何もない。 「被告人は事件当日、A子さんと会ったのち、A子さんが不倫相手の高橋氏からプレゼントされた衣服などを林道に投棄していた。」対する反論 A子さん本人と4月29日に会った際、高橋氏にもらったプレゼント品を「処分して欲しい」「誰にもわからないところに捨てて欲しい」と頼まれ、その通りにしただけ 「被告人は事件翌日、auショップを訪ね、「携帯電話の通話やメールの履歴を消しても、記録はサーバ上に残るのか」と聞いていた。」に対する反論 メールを一斉消去するための暗証番号を聞いただけである。 「被告人は、事件当日にA子さんが不倫の示談金などとして所持していた現金約146万円などを窃取し、事件後に愛人女性に100万円を送金していた。」に対する反論 男性はこの日に被害女性から現金100万円を預かっただけで、お金を盗んでいないと主張した。
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