間接フリーキックが与えられる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 01:14 UTC 版)
「フリーキック (サッカー)」の記事における「間接フリーキックが与えられる場合」の解説
ゴールキーパーが自陣ペナルティーエリア内で、手・腕を使用して6秒以上続けてプレイする。(6秒ルール)実務上は、セービングの後、態勢を立て直す時間などはある程度宥恕され、手・腕で必要以上に長く保持し、またはプレイしている場合に間接フリーキックが与えられる。 他の競技者がボールに触れた時点で6秒ルールはリセットされる。また、競技者のミスプレイや跳ね返りなどで意図せず再び手・腕に触れた場合も対象外である。 ゴールキーパーが自陣ペナルティーエリア内で、次の場合に手・腕を使用した場合ボールが手・腕から離れたあと、他の競技者に触れる前に、再び手・腕で触れた場合手で地面にボールをついたり、上に投げて再びキャッチする行為は「離れた」とはされないが、6秒ルールが厳密に適用されうる。 ボールを地面に転がしたり、足で、触れたりドリブルした場合は「離れた」とみなされる。 ボールが(ペナルティーエリア内外を問わずゴールキーパー以外の)味方側競技者から意図的にゴールキーパーへ向けて直接、足でキックされた場合。(バックパス・ルール)頭(ヘディング)、胸、背中、尻、膝、太腿、脛によってパスされた場合は対象外。ただし、反スポーツ的行為として警告を受ける場合もある。 ミスキックや跳ね返りなどで、意図せずゴールキーパーにボールが向かった場合は対象外。 相手側競技者がボールに触れた時点で対象外となる。 味方側競技者がスローインしたボールを直接受ける場合。他の競技者がボールに触れた時点で対象外となる。 ゴールキーパーがボールを合法的に、かつ安定して確実に、両手もしくは片手で持ち、または両手もしくは片手と自身の体もしくは地面との間で保持している時は、相手側競技者はボールをプレイし、またはゴールキーパーに挑むことはできない。なおこの場合にゴールキーパーに身体的接触があった場合は直接フリーキックとなる。セービングの際は、この規定は対象外であるが、しばしばゴールキーパーは手・腕(および頭部)で、相手側競技者は足や脚で、ボールをプレイするため、直接フリーキックの文脈(不用意に、無謀に、または過剰な力)で厳しく判定される。 危険な方法でのプレーその他、ボールをプレイする時に、自分や他の競技者を負傷させ、または負傷させるおそれのある全ての行為。ただし、シザーズキック、バイシクルキック、オーバーヘッドキックなどで他の競技者に対し危険でないプレイは行うことができる。 ボールと無関係に相手の競技者の進路を妨害する行為意図的に、相手競技者の進路に割り込み、妨げ、ブロックし、スピードを落とさせ、進路を変えさせる行為。ただし、相手または自分がプレー範囲内にあるボールをプレーしようとする際を除く。また、他の競技者に進路を譲る事までは必要ない。 実務上は、ゴール前の競り合いなどは、あからさまな行為でなければ宥恕される。 ゴールキーパーが自陣ペナルティーエリア内でボールを手・腕から離そうとするために、手・腕から離し、離してキックし、またはキックしようとするのを妨害する行為。直接の妨害とならない距離で壁やジャンプにより防ぐ行為を除く。 反スポーツ的な言動により異議を唱えた場合 ファウル以外の警告・退場処分となる行為によりプレーが停止され、再開方法に他のルールが適用されない場合。 間接フリーキックとなるのは身体的接触を伴わない場合であり、身体的接触を伴うファウルは、すべて直接フリーキックとなる。
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