長崎本線列車同一線路進入事故とは? わかりやすく解説

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長崎本線列車同一線路進入事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「長崎本線列車同一線路進入事故」の解説

2015年平成27年5月22日 12時22分頃(信号違反JR九州長崎本線肥前竜王駅長崎博多行き上り特急「かもめ20号」(885系6両編成)が待避線進入しようとした際に、対向博多長崎行き下り特急「かもめ19号」(787系7両編成)が同一待避線進入した下り「かもめ19号」は運転士が異線進入気付いて緊急停止し、一方上り「かもめ20号」は下り特急の93m手前の、待避線ホーム停止目標位置付近停車したため正面衝突避けられた。 本来のダイヤでは両列車肥前鹿島駅行き違いを行うが、当日は「かもめ19号」が肥前竜王駅手前異音感知して同駅下り場内信号機の横で停車したため、行き違い肥前竜王駅変更していた。 運輸安全委員会はこれを深刻な事故なりかねなかったとして、重大インシデントインシデントの中で最も事故可能性があり、危険だったもの)と認定し現地事故調査2人派遣した原因は、輸送指令員と下り列車運転士の間で列車機外停止位置認識食い違っている状態で、運転再開指示行ったことに加えて運転整理のために下り場内信号機復位し上り列車待避線進入する進路構成変更取扱実施し、それにより博多方の分岐器過走防護のため待避線側に転換していたことによるまた、機外停止位置下り場内信号機内方わずかに入った先頭車輪が軌道回路分界点絶縁ポイント)を超えていないという微妙な位置であったため、システム上も食い違い気づく機会がなかった。 これにより上下線の特急・普通合わせて32本(特急19本、普通13本)が運休17本(特急6本、普通11本)が遅延するなど最大7時間の遅れが発生し、約6000人に影響した

※この「長崎本線列車同一線路進入事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
「長崎本線列車同一線路進入事故」を含む「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事については、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の概要を参照ください。

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