長崎くんちの奉納踊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 長崎くんちの奉納踊の意味・解説 

長崎くんちの奉納踊

名称: 長崎くんちの奉納踊
ふりがな ながさきくんちのほうのうおどり
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 長崎伝統芸能振興
指定年月日 1979.02.03(昭和54.02.03)
都道府県(列記): 長崎県
市区町村(列記): 長崎市
代表都道府県 長崎県
備考
解説文:  この奉納といわれる行事は、長崎市諏訪神社の秋の祭り奉納されるもので、様々な芸能が含まれる寛永年間から歴代の長奉行が、特にこれを奨励したので年々盛大となり、長崎伝統行事として市民生活定着してきたものである
 この祭りの次第十月七日神輿渡御九日神輿還御及びこの三日間に行なわれる奉納踊である。奉納踊の行事七年一回廻ってくる当番の各町(踊町という)ごとに、傘鉾・本踊・出しものなどを連ねて市内行列し諏訪神社御旅所伊勢宮八坂神社・市公会堂前などで上演するのである
 傘鉾踊町行列先頭に立つもので、だし(上部飾り物)にそれぞれの町の工夫なされている。盛時七十二を数えたが、現在は約半数減少している。本踊は舞踊で、踊町内の人が踊るが、踊町内で編成できない場合は、検番丸山町寄合町)に依頼する踊り内容は特に定まったものはない。出しものには竜踊竜船川船汐吹き・御座船唐人船・コッコデショなどがある。
 奉納踊の準備六月一日小屋入りから始まる。各踊町から踊り子世話方が美しく着飾って諏訪神社伊勢宮八坂神社修祓を受け、八月九月と各踊町稽古積み十月四日人数揃ではじめ新調衣裳道具をつけ、町内総ざらいをする。
 この奉納踊の行事きわめて多彩な内容含み、特に長崎独特の文化的伝統伝えるものとして重要である。
民俗芸能のほかの用語一覧
その他:  竹富島の種子取  竹崎観世音寺修正会鬼祭  西表島の節祭  長崎くんちの奉納踊  雨宮の神事芸能  雪祭
延年・おこない:  小滝のチョウクライロ舞



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長崎くんちの奉納踊」の関連用語

長崎くんちの奉納踊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長崎くんちの奉納踊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS