雨宮の神事芸能とは? わかりやすく解説

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雨宮の神事芸能

名称: 雨宮の神事芸能
ふりがな あめのみやのしんじげいのう
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 雨宮日吉神社御神事保存会
指定年月日 1981.01.21(昭和56.01.21)
都道府県(列記): 長野県
市区町村(列記): 更埴市雨宮
代表都道府県 長野県
備考
解説文:  これは雨宮日吉神社の祭の折の行列一行芸能で、地元では御神事通称され、踊り一行のうちの獅子踊特徴見せるところから雨宮獅子踊ともいわれる
 行列は、先頭御行事【おんぎようじ】(天狗面をつけ高足駄をはく主宰神。)、次いで社宮神【しやぐじん】、左大臣、相丞神【そうじようじんその他の末社の神六神いずれも鬼面をつける)、さらに御鍬(作神ともいわれ、鍬を持つ)、中踊(五、六の子供が女装し花笠をかぶる)、児踊【ちごおどり】(花笠をかぶり、胸に小太鼓をつける)、獅子四頭四角の箱様の台に白紙垂れ多数付着した珍しい形の頭)、太鼓囃子方一行構成される
 一行は町太鼓触れ合図神社鳥居前集合した後、神社練り込み社前で各役思い思い所作踊り奉納するその後若宮様地蔵様、田屋の辻その他村各所巡り踊る。宵闇せまる頃村外れ唐崎神社最後練り込みをするが、神社手前の川にかかる斎場で「橋がかり」と称する獅子奇抜な次第を行う。若者獅子頭持ちから逆さに吊されて川面すれすれに獅子頭振り動かす。
 この祭は、かつて当地居た種津【たねつ】殿という者の妻が妾に嫉妬するあまり悶死し、崇りをなしたので、それを鎮めるために始めたとの言い伝えがあることから厄神鎮送の祭と考えられている。また踊は多分に田楽要素を持つものである群行芸の一種として地方的特色顕著なのである
民俗芸能のほかの用語一覧
その他:  竹崎観世音寺修正会鬼祭  西表島の節祭  長崎くんちの奉納踊  雨宮の神事芸能  雪祭
延年・おこない:  小滝のチョウクライロ舞  小迫の延年



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