鐵山とは? わかりやすく解説

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てつ‐ざん【鉄山】

読み方:てつざん

鉄鉱採掘する山。


鉄山

読み方:テツザン(tetsuzan)

広島藩松江藩製鉄燃料としての炭木伐出山林をいう。


鉄山

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

鉄山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 17:51 UTC 版)

鉄山(てつざん、かねやま)

語句

地名など

人名

フィクション

  • 倉間鉄山 - 特撮テレビドラマ『バトルフィーバーJ』の登場人物。バトルフィーバー隊の最高司令官。

鉄山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 17:39 UTC 版)

加計隅屋」の記事における「鉄山」の解説

山県郡製鉄遺構は、11世紀操業していたとされる北広島町大矢遺跡最古であり、つまり隅屋以前から鉄山業を行なわれていたことになる。『加計万乗』には、寛永19年1642年)隅屋に鍛冶屋存在確認でき、貞享4年1685年戸河内村にあった広島藩営鈩を隅屋に譲渡されたことが書かれていることから、遅くとも貞享元禄年間には隅屋は鈩・鍛冶屋双方を持つ鉄師となった考えられている。広島藩鉄師に鈩吹屋吹屋などの営業与えて、それに対して鉄師運上金を払うという方法で藩から管理保護されていた。 隅屋含めて山県郡内の鉄師原料となる砂鉄を得るため、広島藩内にとどまらず国境超えて石見国島根県西部)に求めていった。その理由は、寛永5年1628年)から広島藩では広島城の堀が埋まるのを防ぐ目的太田川上流域である山県郡での鉄穴流し禁止されたため、山陰側の砂鉄山陽側と比べて良質であったため、浜田藩津和野藩ともに管理保護弱かったため、である。具体的に井野・鍋石・大坪・月・都川(すべて現浜田市)、矢上(現邑南町)などから砂鉄運び込まれている。鈩への物資輸送は「粉7里に木炭3里」の範囲内採算が取れるとされているが、加計から最も遠い井野室谷)はそれ以上になるため、輸送コストよりの質の方を選択していたと推定されている。 「たたら製鉄」も参照 隅屋での製鉄は、鈩でほぼズク銑鉄)を生産しケラ(鉧)はほとんど生産せず、ズク鍛冶屋で割錬鉄)にして出荷、という方法銑押し法)が取られた。鈩は、奥出雲御三家場合はほぼ同じ場所で操業していたが、隅屋はおおよそ10年単位燃料となる木材を切り尽して他の場所へ移るという方法取られた。そのままでは木材枯渇するため森林経営行っている。再び木が生え揃う60年後ぐらいに元の場所に戻って鈩を操業した例もある。鍛冶屋はほぼ鈩に併設する形で運営され中には単独運営された例もある。製鉄専属労働者居住する地区を「山内」というが、隅屋の場合鈩が1軒・鍛冶屋が2軒操業し場合山内300人から400人ぐらいが住んでいた。これは当時山県郡1あたりの人口とほぼ同じぐらいになる。 なお山県郡の鈩・鍛冶屋中心地は隅屋の居村加計村ではなくその西隣の戸河内村(現安芸太田町)であり、隅屋は戸河内以外では、鈩は橋山東西八幡(現北広島町)で、鍛冶屋加計橋山雲耕大暮東八幡川小田加計安芸太田町、その他が北広島町)で操業した。19世紀以降石見でも鈩を操業しケラや鋼を重点的に作り出そうとしていた鈩もあり、のち石見鉄師売却した例もある。背景には、浜田津和野藩ともに営業税払えば誰でも参入できたことがある

※この「鉄山」の解説は、「加計隅屋」の解説の一部です。
「鉄山」を含む「加計隅屋」の記事については、「加計隅屋」の概要を参照ください。

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「鉄山」の例文・使い方・用例・文例

  • 日本に鉄山の無いのは歎かわしいことだ
  • 鉄山
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