金剛頂瑜伽経とは? わかりやすく解説

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金剛頂瑜伽経〈巻第一、第二、第三/〉


金剛頂瑜伽経

主名称: 金剛頂瑜伽経
指定番号 2399
枝番 02
指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書 長元六年七月二十二日比丘済延加点朱書奥書
員数
時代区分 奈良平安
年代
検索年代
解説文:  これら三種写経は、もと京都勧修寺大蔵経のうちとして伝来したもので、いずれも書写奥書はないが、『大〓遮那経』は奈良末期写経、『金剛頂経』は平安中期写経、『蘇悉地経』は奈良中期写経である。これら三経には文中平安時代ほどこされた白・などの訓点註記が多い。そのうち大〓遮那経』の白訓点平安初期第二群点(南都喜多院点)の変種とみられ、従来未見の珍しい訓点である。『金剛頂経』の朱点治安年間長元六年(一〇三三加点仁和寺円堂とみられる。『蘇悉地経』には角筆点を含む七種訓点認められる。それらのうち最古長保頃の薄い白訓点で、最も下るのは天仁元年一一〇八)加点朱点で、これらは総じて仁和寺中心したものである。これら訓点国語史資料として価値が高い。



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