野球関係者の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:23 UTC 版)
「佐々木朗希の完全試合」の記事における「野球関係者の反応」の解説
佐々木の達成までNPB直近の完全試合達成者であった槙原寛己は、この日解説を務めていたBS-TBSでの野球中継(日本ハム対楽天、札幌ドーム)の中で達成を知り「いつかはこういう時が来ると思っていたけど…」と驚きの声を上げ、「素晴らしいですね。これ以上の投球はない」と佐々木に賛辞を贈った。また、完全試合では野手の失策も許されないことから「19個の三振だと、野手はありがたいですね」と語った。 パ・リーグ直近の完全試合達成者であった今井雄太郎は、「自分とはくらべものにならないぐらいすごい」と仰天し、「メジャーで投げるところを見てみたいですね」と語った。 球団直近の達成者であった八木沢荘六はこの試合をテレビ観戦しており、「達成の瞬間には思わず拍手してしまった」とし、「彼(佐々木)はもともと四死球もあまり出さない。すごいの一言です」と称賛した。また、槙原以来28年間にわたって完全試合達成者が出なかった要因として、グラウンドが土から人工芝へと変わり、打球が弾みやすくなっていることを挙げた。 1試合19奪三振のプロ野球記録に並ばれた野田浩司は、「圧巻のピッチングを見せられましたね」「ほぼ2つの球種(ストレート、フォーク)で完全試合をやりとげましたね」と感嘆の言葉を述べ、オリックスがコロナ感染者の影響で本来の打順を組めてはいなかった点についても「今日の佐々木君の投球なら、相手がどのチームでも大苦戦したと思います」と高く評価した。 前出の有藤通世はヒーローインタビューの際、佐々木だけでなく捕手の松川を呼ばなかった球団に対し苦言を呈している。 プロ野球のシーンカードを発行しているエポック社が「エポックワン」としてこの試合のシーンのカードを受注販売したところ、完全試合達成の瞬間を収めたカードの発行枚数が7258枚と史上最多発行枚数を記録した。それ以外でも、13者連続奪三振が5458枚、1試合19奪三振が5050枚と軒並み発行枚数5000枚を超え、捕手を務めた松川虎生の好リードの発行枚数が1404枚を記録した。
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