プロ野球関係者の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 09:46 UTC 版)
加藤良三 11月11日、加藤コミッショナーは「事実関係はわかってないのでコメント出来ない」と述べた。 星野仙一 星野仙一東北楽天ゴールデンイーグルス監督は「内々のことは巨人の中で話をしたらええやないか。会社会社で違うし、わざわざコメントしない」と述べている。 広岡達朗 巨人OB会の広岡達朗副会長は不透明な責任範囲を問題とし、米球界に当てはめれば今季の巨人は清武と原監督が「クビ」という見解も示した。「誰が悪いではなく日本の野球の構成上起こりうる。(巨人はGMが)外国人の獲得に失敗し、選手はたくさんいても原が食い(使い)きれなかった。アメリカの方程式ではGMはクビで、いい選手がいて勝たない監督は5割でも能力がないと処理されても仕方ない」「(一般的に)オーナーというのはわがままなもの。今回は12球団含めて反省しないといけない警告。コミッショナーを筆頭にあるべき姿にね」などと述べている。 なお広岡副会長の「清武が外国人の獲得に失敗し、アメリカならクビ」というコメントは、渡邉会長が11月12日に出した反論談話において引用され、「広岡さんの言葉はもっともだと思います」と談話内で述べている。 長嶋茂雄 長嶋茂雄読売巨人軍専務取締役終身名誉監督は18日の臨時取締役会に出席し、「清武氏の言動はあまりにもひどいものです。戦前、戦後を通じて巨人軍の歴史で、このようなことはなかったです。解任は妥当だと思います」と清武を批判している。 江本孟紀 野球解説者の江本孟紀は「清武氏の解任は当然」と主張している。そのうえで、ゼネラルマネージャーとしての清武の問題点について論じ、清武の記者会見について「清武氏は自らの責任について一度も語らなかった。GMという制度を理解していなかった」と指摘するなど、清武がゼネラルマネージャーという職責を果たしていないと主張している。さらに、日本のプロ野球界全体について「日本の球界は素人に球団の編成やGMを任せている」点を問題点として挙げ、そのような日本のプロ野球界の土壌が「清武氏のような勘違いする人間を作り出してしまった」遠因だと論じている。また、渡邉側を厳しく批判する清武側の手法について「読売やナベツネさんの悪い部分を後から暴露して、復権させろと脅すのであれば、まるで暴力団と同じ手法」だと苦言を呈している。 原辰徳 2012年6月21日発売の週刊文春(6月28日号)にて、原監督の不倫と元暴力団への1億円の支払いが報道されると、原監督は早々にコメントを出しファンに謝罪すると同時に「清武さんへ」と題する文書を発表し、この件を漏洩したのが巨人の元GMである清武であると名指ししたが、直後に清武から「非常に残念でなりません。私は関知していません」とのコメントが出された。
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