野上家の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:05 UTC 版)
野上潔(のがみ きよし) 演 - 高良健吾(幼少期:大八木凱斗) すみれの幼馴染(後にすみれの義兄となる)。すみれより8歳年上。ゆりの夫。幼い頃に、子供に恵まれなかった野上夫婦の養子に入った。 自由奔放な性格。幼い頃からすみれの気持ちを理解し、市街地に行くことを周囲に反対されても靴屋に行きたがるすみれを「あさや」まで連れ出したり、勇気を出して自分の意見を述べたすみれを賞賛する。 1942年(昭和17年)召集令状が届く。同時期にゆりから婿養子を前提に求婚され野上家の跡取りゆえに断るが、ゆりの恋文に心を動かされた事や、五十八がゆりを嫁に出すと妥協し、結婚する。 沖縄へ出征し終戦後に復員。戦争で名実ともに失った坂東営業部を復活させるためにゆりを連れ大阪に戻り、梅田の闇市で商売を始める。生活に困窮したすみれに、お嬢様のままでは生きられないことや自身で仕事をすることを助言し、彼女が起業するきっかけの1つとなる。 元の社員が帰還したことを機に、坂東営業部の事務所を設け、婦人服ブランド「オライオン」を立ち上げる。昭和34年の時点では社名を「オライオン」に改称し同社の社長になっている。 姪のさくらの結婚の際、自身の結婚時を思い出し、嫁に出すことを躊躇する紀夫に実父への相談を勧めた。 坂野惇子の義兄でアパレルメーカー・レナウンの戦後創業者である尾上清がモデル。 野上正太(のがみ しょうた) 演 - 吉田陽登 ゆりと潔夫婦の長男。五十八・はな夫婦、正蔵・八重夫婦の孫。トク子の曾孫。 すみれの甥でさくらの従弟にあたる。 1959年(昭和34年)の時点では、明るく元気な少年に成長。さくらを姉のように慕うなど、実の姉弟のような関係。 キアリスが創業20周年を迎えて以降は登場していないが、さくらが語った台詞によると、1969年(昭和44年)の時点で、東京の大学に通っている。 坂野惇子の甥がモデル。 野上正蔵(のがみ しょうぞう) 演 - 名倉潤 潔の養父。坂東営業部の番頭を経て、1942年の時点には取締役を務める。 戦時中の統廃合により失った坂東営業部を息子夫婦と協力して復活させることを誓うが、大阪大空襲に罹災し命を落とす。 野上八重(のがみ やえ) 演 - 川瀬真理 潔の養母。
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