醍醐 大悟(だいご ひろさと)
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鶴ヶ峰学園新入生。海老中学3年の時に78kg超級でオール一本勝ちで優勝。体重160kg。美杉の裏工作によって伊賀、多古に続く第3の実力者として第一柔道部に入部する。しかし中学時代の実績により慢心しており、ろくに練習もしないでタバコを吸い、柔道よりも不良として学内制覇を目指しているような状態であった。しかし彼の最も誇るべきは、骨折しようと何度叩きのめされようと屈しない、勝負に対する執念であり、それは慢心の中でも失われておらず、それに対しては三四郎も尊敬の意を表していた。当初は三四郎をパシリとして馬鹿にし、功太郎との衝突にあたってリンチにかけたが、結果として彼の「無敵」状態を目覚めさせてしまい山嵐により投げられて気絶。更に功太郎にも裏当ての一撃で敗れ、侮っていた伊賀にも何度も投げられ、完膚なきまでに敗北する。その雪辱を誓って第十三柔道部に移籍。三四郎の「柔よく剛を制す」に対して自らの信念「剛よく柔を断つ」(「柔よく剛を制す」の逆)を突き通すためひたすら修練を続け、その気概を認めた鮫島から幻の技「天狗投げ」を伝授された。準々決勝ではその天狗投げにより対戦相手を下し、その存在を三四郎に見せつける。準決勝で三四郎と対戦し山嵐によって敗れた。単なる「柔よく剛を制す」「剛よく柔を断つ」ではなく武道の理想である「剛柔一体」をある程度体現した三四郎をパシリでもなく復讐の相手でもなく「努力して倒すべき良きライバル」として認め、更なる精進を誓う。
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