過去の主な活躍馬
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「ホッカイドウ競馬」の記事における「過去の主な活躍馬」の解説
クラキンコ 2009年から2013年まで活躍。3歳時に北斗盃・北海優駿・王冠賞をすべて勝ち、牝馬では初の三冠馬となる。父クラキングオー・母クラシャトルも北海優駿の優勝馬であるほか、全弟クラグオーはステイヤーズカップの優勝馬、母の母クラネバダンサーは道営競馬で12勝しており、ホッカイドウ競馬に縁の深い血統でもある。 コスモバルク 2003年から2009年まで活躍。ホッカイドウ競馬所属のまま、中央競馬三冠競走にすべて出走。海外遠征も行い、2006年にはシンガポール航空インターナショナルカップで、地方競馬所属馬として初めて国際G1競走で優勝。認定厩舎制度の第1号適用馬でもあり、引退後は馬名を冠した重賞「コスモバルク記念」も創設された。 主な成績:シンガポール航空インターナショナルカップ(シンガポールG1)優勝、弥生賞(JRAGII)優勝、セントライト記念(JRAGII)優勝、北海優駿(H1)優勝、皐月賞(JRAGI)2着、ジャパンカップ(GI)2着 オースミダイナー 1994年から2001年まで活躍。10歳を超えてから開花し、国内最高齢(13歳)での重賞制覇(2001年・エトワール賞)、(旧馬齢表記)10歳-13歳で瑞穂賞4連覇(1997年-2000年)などの記録を残した。北海道スプリントカップでも(旧馬齢表記)13歳時に優勝し、ダートグレード競走における最高齢優勝記録を樹立。 ササノコバン 1992年から1996年まで活躍。道営記念と瑞穂賞をともに2連覇するなど、5年間で33戦14勝。第6回ブリーダーズゴールドカップにも出走し、優勝したカリブソングから3/4馬身差の2着と好走した。 コトノアサブキ 1980年から1982年まで活躍。転入初戦の大平原賞(1984年で廃止)において当時のダート1800mにおける日本レコード(1分49秒7)を馬なりで出すなど、道営競馬に在籍した3年間で18戦16勝(うち重賞12勝)。いまなお「道営史上最強馬」と称する者もいる。 シバフイルドー 1977年から1984年まで活躍。(旧馬齢表記)5歳から10歳までクイーンカップ(1996年で廃止。ノースクイーンカップの前身)を6連覇し、現在も同一重賞における最多連続優勝の日本記録(世界タイ記録)として残っているほか、道営競馬史上初めて通算収得賞金が1億円を超えた。 ミスダイリン(アングロアラブ) 1973年から1976年まで活躍。センジュスガタ記念(1986年より「はまなす賞」に改称、1994年で廃止)とアラブ王冠(2003年で廃止)をともに2連覇するなど、4年間で41戦26勝。南関東へも遠征し、全日本アラブ大賞典(大井、1976年)で優勝したほか、道営の冬季休催期間に一時移籍していた船橋でブルーバードカップも優勝している。繁殖牝馬としては、南関東アラブ二冠(アラブダービー、アラブ王冠賞)馬カネヤマカザンや、帝冠賞や北海盃などに優勝し種牡馬となったダイリンザンを輩出した。また、最後のアラブ系限定競走を勝利したザラストアラビアンの曾祖母でもある。
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