連続シリーズの1エピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 03:25 UTC 版)
「ミクロの決死圏」の記事における「連続シリーズの1エピソード」の解説
『ウルトラセブン』 - 第31話「悪魔の住む花」では、ミクロ化したセブンが人間の体内で宇宙細菌ダリーと戦闘を行う。 『カバトット』 - 体調不良のカバをトットが調べると、カバそっくりのミクロサイズの細菌?が暴れまわっていたため、トットが自らをミクロ化して体内まで駆除に出向くエピソードがある。 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 - 両津勘吉が魔法でミクロサイズにされた時、麗子にからかわれて怒り、麗子の服の中に潜り込もうとしながら「ミクロの決死圏だぞ」と言うエピソードがある。 『ドラえもん』 - 藤子・F・不二雄は本作と全く同じ物語を構想していて、本作を観た時、先に発表しなかった事を大変悔しがったという。しかしのび太とドラえもんがスモールライトの使用により、母親の大切な宝石を誤飲してしまったしずかの体内に乗った潜水艇(この潜水艇自体も、ワープ先の液体の量に合わせて元に戻ったり縮んだり出来る)ごと錠剤化して入ってゆくエピソードや、体内の不調を訴えたドラえもんの中に、のび太が潜入して問題を解決するエピソードがあり、いずれもパロディという形でそのアイデアを生かしている。 『鉄腕アトム』 - TV放映が原作よりも先行してシナリオ切れを起こしていたため、手塚が1948年に発表した漫画『吸血魔団』をアニメ用にリライト、1964年9月に「細菌部隊」という副題で放映した。その後『鉄腕アトム』の権利を買い上げ『アストロボーイ』を一括管理していたNBCに20世紀FOXが、シリーズ中の1話を映画シナリオにしたい旨を手紙で打診し、NBC側はそのエピソードのシナリオを手塚の連絡先も添え、20世紀FOXに送る。しかし20世紀FOXから何の連絡も無く、数年経ってから『ミクロの決死圏』が公開された。手塚は自著『ぼくはマンガ家』でこの件に触れ、「腹も立ったが、お互い様」と割り切っている。 『ポールのミラクル大作戦』 - 第32話「魔の細菌世界」では、主人公たちが毎週冒険に行く不思議な世界において、犬の体内で血液と細菌の優劣が入れ替わっており、大脳のとりでに籠城して戦う。
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