近況、エピソード
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2012年、宝島文庫の『元・新日本プロレス』においてインタビューを受け「本来、怪我をしてしまった自分がインタビューを受けるか否か迷った。」「『プロレスラーは夢と希望を売る職業』であり、怪我をしても『何事もなかったように試合ができる』のがプロレスラー。」と語っている。 今回のインタビューを受けるか否か迷ったが、同期で今でも友人の大矢剛功が一緒に来ると言う事もあって、「語る気になった」と言っている。 思い出話として(元々新日本プロレス時代からトペ・スイシーダを得意にしていた事で)「地方の試合の時、田中リングアナに「ロケット片山~」とコールされた時もあった」と語っている。 試合で得意のトペ・スイシーダを失敗した事を「一言で言うなら、練習不足。自業自得ですね」と事故を正面から受け止めてレスラーとしての未熟さを自ら指摘している。 SWSは、怪我をして試合ができなくても大変良くしてもらった、とインタビューで語っている。 現在は車椅子での生活をしている関係で、リハビリ施設での生活をしているものの「『レスラー引退』しているわけではない」とも発言しており、リハビリ施設の医師に相談し「動かせるところがあるから鍛えたい」と許可をもらい、施設のサンドバッグに頭突きの訓練を繰り返していると語った。 友人である大矢が比較的近所に住んでいることもあって、首を鍛えるレスラートレーニングの協力を依頼。現役時代同様に行っている事も語っている。 インタビュアーが「彼の本来の小顔が、首の太さでますます小顔に見える」というほど首を鍛え上げている。 まだ体が奇跡的に回復する様な事が出来るのがプロレスラーであるという『超人』をレスラーとして考えている事もあって、体が回復したらリングに上がりたいと思っているとも言っている。 文庫本には、片山が施設で頭突きのトレーニングをしているという訳の分からない写真なども掲載されている。 結婚してすぐに怪我をして、奥さんには「感謝しています。」と思っていると語り、体が動かなくても「俺は元気ですから!」とプロレスファンにメッセージを送っている。 2019年2月15日、大阪で開催された「マサ斎藤追悼試合」に来場し、新日本プロレスで同期であり数か月で退団した元練習生の一夜限りのデビュー戦を、リングサイドで車椅子で観戦した。
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