片山明とは? わかりやすく解説

片山明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 23:38 UTC 版)

片山 明
プロフィール
リングネーム 片山 明
本名 片山 明
身長 174cm
体重 96kg
誕生日 (1964-07-12) 1964年7月12日(60歳)
出身地 岡山県岡山市
所属 新日本プロレス
スポーツ歴 ボディビル
デビュー 1986年5月26日
引退 1992年1月5日
テンプレートを表示

片山 明(かたやま あきら、1964年7月12日 - )は、新日本プロレスSWSに所属したプロレスラー

略歴

  • 岡山県立東岡山工業高等学校卒業後、1985年新日本プロレスに入門。同期には大矢剛功がいる。
  • 新日本時代は主に前座戦線で活躍したが、1987年に両肘を手術し、1988年左肩を手術。1989年、左肩を再手術し夏には左肩を再々手術しており、年末に左ヒザの内側靱帯を負傷する。1990年3月に新日本プロレスを退団した。
  • 同年11月10日、SWSに入団して復帰。ジョージ高野らが在籍する道場「パライストラ」所属となり、1991年10月に行われた「SWSジュニアヘビー級王座争奪戦日本代表決定リーグ戦」に参加するなど、ジュニアヘビー級戦線で活躍した。
  • しかし1992年1月5日、大阪府立体育会館での試合中に場外へのトペ・スイシーダを失敗し、首を強打してしまう。症状の方は重く、第4頸椎脱臼骨折により半身不随の重傷を負った。同年6月のSWS消滅以降も、復帰する事が出来ずに事実上の引退となった。この重傷により片山の現役生活は5年余りで終わっている。

近況、エピソード

  • 2012年宝島文庫の『元・新日本プロレス』においてインタビューを受け「本来、怪我をしてしまった自分がインタビューを受けるか否か迷った」「『プロレスラーは夢と希望を売る職業』であり、怪我をしても『何事も無かったように試合が出来る』のがプロレスラーです」と語っている。
  • 今回のインタビューを受けるか否か迷ったが、同期であり今でも友人関係である大矢剛功が一緒に来るという事もあり「語る気になった」という。
  • 思い出話として、元々新日本プロレス時代からトペ・スイシーダを得意にしていた事で「地方の試合の時、田中リングアナに「ロケット片山~」とコールされた時もあった」と語っている。
  • 試合で得意のトペ・スイシーダを失敗した事を「一言で言うなら、練習不足。自業自得ですよ」と、事故を正面から受け止めてレスラーとしての未熟さを自ら指摘している。
  • SWSは「怪我をして試合が出来なくなっても、大変良くして貰いました」とインタビューで語っている。
  • 現在は車椅子を使用している関係で、リハビリ施設での生活をしているものの「『レスラーを引退』しているわけではない」とも発言しており、リハビリ施設の医師に相談し「動かせる所があるから鍛えたい」と許可をもらい、施設のサンドバッグ頭突きの訓練を繰り返していると語った。
  • 友人である大矢が比較的近所に住んでいることもあって、首を鍛えるレスラートレーニングの協力を依頼。現役時代同様に行っている旨を語っている。
  • インタビュアーが「彼の本来の小顔が、首の太さで益々小顔に見えますね」というほど首を鍛え上げている。
  • まだ体が奇跡的に回復する様な事が出来るのがプロレスラーである、という『超人』をレスラーとして考えている事もあって「体が回復したらリングに上がりたいと思ってますね」とも語っている。
  • 文庫本には、片山が施設で頭突きのトレーニングに励む写真なども掲載されている。
  • 結婚してすぐに怪我をしてしまい、奥さんには「支えて貰ってるので、とても感謝しています」と語っており、体が動かなくても「俺は元気ですから!」と、プロレスファンにメッセージを送っている。
  • 2019年2月15日、大阪で開催された「マサ斎藤追悼試合」に来場し、新日本プロレスで同期であり数か月で退団した元練習生の一夜限りのデビュー戦を、リングサイドで車椅子で観戦した[1]

得意技

  • 片山ロケット(トペ・スイシーダ)
  • ドロップキック
  • ジャーマン・スープレックスホールド

脚注

外部リンク

記事-1 https://bunshun.jp/articles/-/59933
記事-2 https://bunshun.jp/articles/-/59934

片山明(かたやま あきら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:35 UTC 版)

十津川警部シリーズ」の記事における「片山明(かたやま あきら)」の解説

警視庁捜査一課所属福井県小浜市出身。『十津川警部故郷」』で殺害されたが、その後の作品にも登場している。

※この「片山明(かたやま あきら)」の解説は、「十津川警部シリーズ」の解説の一部です。
「片山明(かたやま あきら)」を含む「十津川警部シリーズ」の記事については、「十津川警部シリーズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「片山明」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「片山明」の関連用語

片山明のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



片山明のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの片山明 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの十津川警部シリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS