車町 (仙台市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/11 21:17 UTC 版)
この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。
|
![]() |
この記事には複数の問題があります。
|
車町 | |
---|---|
町丁[1] | |
北緯38度15分52.9秒 東経140度53分6.3秒 / 北緯38.264694度 東経140.885083度座標: 北緯38度15分52.9秒 東経140度53分6.3秒 / 北緯38.264694度 東経140.885083度 | |
座標位置:仙台ウェディング&ブライダル専門学校(車町102番地5) | |
国 | ![]() |
都道府県 | ![]() |
市町村 | ![]() |
行政区 | ![]() |
人口情報(2025年4月1日現在[2]) | |
人口 | 574 人 |
世帯数 | 306 世帯 |
設置日 | 1889年(明治22年)4月1日[3] |
郵便番号 | 983-0863[4] |
市外局番 | 022[5] |
ナンバープレート | 仙台 |
運輸局住所コード | 04002-0190[6] |
町字ID | 0069000[7] |
![]() ![]() ![]() |
車町(くるままち)は、宮城県仙台市宮城野区の町丁である[1]。住居表示未実施地域[3]。面積は0.012864732 平方キロメートル[8]、住民基本台帳に基づく人口は574人、世帯数は306世帯(2025年4月1日現在)[2]。郵便番号は983-0863[9]。
地理・歴史
仙台市の中央部[3]、宮城野区の西端付近に位置する。住居表示未実施地域で[3]、町内の地番は101番地と102番地のみである[10]。
藩政時代に起源をもち、東七番丁(通り)の北端に位置し、二十人町(通り)と花京院通(現国道45号)に挟まれた通りの呼称であった[1]。仙台城下町の一部で、正保年間(1645年 - 1648年)の絵図には職人・足軽屋敷が多く描かれ、一部武家屋敷もあった[11]。安永年間(1772年 - 1781年)以降の絵図では町屋が描かれ、明治以降も個人商店の建ち並ぶ商業地として引き継がれた[12]。
1970年代の車町は南部に個人商店が連なる商店街、北部に事業所が入り混じる飲食店・旅館街が形成されていた[3]。1988年(昭和63年)度より着手された「仙台駅第二土地区画整理事業」により、土地の再編整理を経て、2015年(平成27年)度より現在の区画となった。近年はオフィスビルやマンションが集積し、居住人口が増加している。町内会組織として「車町通共栄会」がまちづくりの活動を行っている。
北は小田原一丁目、東は小田原山本丁、南は元寺小路、西は東六番丁・花京院通と接し、南東角で鉄砲町西と一点で接する。
小・中学校の学区
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 東六番丁小学校 | 五城中学校 |
沿革
人口の変遷
1970年代[3] |
53世帯 196人 |
1995年(平成5年)[14] |
46世帯 113人 |
2000年(平成12年)[15] |
34世帯 83人 |
2005年(平成17年)[16] |
25世帯 40人 |
2010年(平成22年)[17] |
29世帯 56人 |
2015年(平成27年)[18] |
25世帯 57人 |
2021年(令和3年)[19] |
238世帯 475人 |
町名の由来
- 車輪や荷車の製造および修理を行う車大工が住まう大工町が置かれたことから、車町と称したことに由来する。
- 『封内風土記』によれば、町内の東秀院の境内にあった車地蔵に由来する[1]。東秀院は後に新寺小路(若林区)へ移転したが、車町の地名は残った[1]。
経済
2015年(平成27年)の国勢調査によると、15歳以上の就業者数は27人で、産業別では多い順に卸売業・小売業(9人・33.3%)、運輸業・郵便業(5人・18.5%)、学術研究・専門・技術サービス業(3人・11.1%)となっている[20]。2014年(平成26年)の経済センサスによると、全事業所数は10事業所、従業者数は90人である[21]。具体的には多い順に飲食料品小売業、技術サービス業、生活関連サービス業が各2、生産用機械器具製造業、映像・音声・文字情報制作業、宿泊業、医療業が各1事業所となっている[21][22]。全10事業所のうち7事業所が従業員9人以下の小規模事業所である[22]。
施設
- 飛鳥未来きずな高等学校仙台キャンパス[23]
- 仙台ウェディング&ブライダル専門学校[24]
交通
脚注
出典
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 1979, p. 224.
- ^ a b 仙台市まちづくり政策局政策企画課: “町名別年齢(各歳)別住民基本台帳人口データ”. 仙台市 (2025年4月1日). 2025年4月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 1979, p. 580.
- ^ “郵便番号簿PDF(2024年度版) - 宮城県” (PDF). 日本郵便. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年1月11日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2024年3月13日閲覧。
- ^ “宮城県 町字マスター データセット”. デジタル庁. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “宮城県仙台市宮城野区車町 - 人口総数及び世帯総数”. 人口統計ラボ. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “郵便番号 9830863 の検索結果”. 日本郵便. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “「宮城県仙台市宮城野区車町」の住所検索結果”. NAVITIME. 2021年2月7日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 1979, pp. 224–225.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 1979, p. 225.
- ^ “市立小中学校の学区検索(宮城野区 か行)”. 仙台市教育局学事課 (2016年12月9日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “国勢調査/平成7年国勢調査 小地域集計/小地域集計 04宮城県”. e-stat. 総務省統計局. 2021年2月7日閲覧。
- ^ “国勢調査/平成12年国勢調査 小地域集計/小地域集計 04宮城県”. e-stat. 総務省統計局. 2021年2月7日閲覧。
- ^ “国勢調査/平成17年国勢調査 小地域集計/小地域集計 04宮城県”. e-stat. 総務省統計局. 2021年2月7日閲覧。
- ^ “国勢調査/平成22年国勢調査 小地域集計/小地域集計 04宮城県”. e-stat. 総務省統計局. 2021年2月7日閲覧。
- ^ “国勢調査/平成27年国勢調査 小地域集計/小地域集計 04宮城県”. e-stat. 総務省統計局. 2021年2月7日閲覧。
- ^ “町名別年齢(各歳)別住民基本台帳人口”. 仙台市市民局広聴統計課 (2021年1月8日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “第11表 産業(大分類),男女別15歳以上就業者数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年5月30日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ a b “平成26年経済センサス-基礎調査 確報集計 町丁・大字別集計 04 宮城県(1)”. e-Stat. 総務省統計局 (2016年3月16日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ a b “平成26年経済センサス-基礎調査 確報集計 町丁・大字別集計 04 宮城県(2)”. e-Stat. 総務省統計局 (2016年3月16日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “キャンパス概要 仙台キャンパス”. 飛鳥未来きずな高等学校. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “仙台ウェディング&ブライダル専門学校”. 仙台ウェディング&ブライダル専門学校. 2021年1月30日閲覧。
- ^ a b “宮城県仙台市宮城野区車町の住所一覧”. NAVITIME. 2021年2月7日閲覧。
参考文献
![]() |
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
|
![]() |
この節で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。
|
- 仙臺市史編纂委員会『仙臺市史1 本篇1』、仙臺市、1954年
- 菊池勝之助『修正増補仙台地名考』、宝文堂、1971年
- 菊池勝之助『宮城県地名考』、宝文堂、1972年
- 『仙台経済界 2019年3-4月号』、仙台経済界、2019年
- 『仙台商圏2017』、仙台経済界、2017年
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 編『角川日本地名大辞典 4 宮城県』角川書店、1979年12月8日、1006頁。全国書誌番号:80005325
関連項目
- 車町_(仙台市)のページへのリンク