車内向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:31 UTC 版)
全編成に自動放送装置を搭載している。第10編成には製造当初より設置されており、それ以外の編成には東武線対応改造時に設置された。半蔵門線内と東武線内では設置当初から自動放送を使用。東急線内でも2009年7月の大井町線溝の口延伸にあわせて使用が開始された。英語放送については、半蔵門線内では2004年4月の民営化と同時に、東急線内・東武線内では2009年7月の東急大井町線溝の口延伸と同時に使用が開始されている。 編成単位で最終製造の第10編成と2009年度までに更新工事を施工した第01 - 03・05 - 07・09・11・13編成には車内のドア上部にLED式車内案内表示器(第10編成と更新編成では書体が異なる)とドアチャイムを設置されている。以前は次駅案内や乗り換え案内を表示するのは半蔵門線内のみ、乗り入れ先では種別行先のみの表示であったが、2009年7月の東急大井町線溝の口延伸に合わせて他社線内でも次駅・乗り換え案内などを行うようになった。第10編成は全ドアに配置、更新編成は千鳥配置である。本系列では最終増備車の第10編成のみ新造時よりLED式車内案内表示器・ドアチャイム・自動放送装置・車外スピーカーを搭載している。なお、これは同時期に竣工した6000系の第35編成・前年度竣工した7000系の第33・34編成と同仕様である。 2010年度以降に更新された第04・08・10・12・14 - 19編成には全てのドアの上部にLED式のものに代わって液晶ディスプレイを用いた車内案内表示器が設置されている(詳細は後述)。ドアチャイムは10000系・15000系と同様のものになった。 2014年より、2009年度以前に更新された編成を対象にLED式の車内案内表示器をコイト電工の「パッとビジョン」へと交換する工事が行われている。左側は従来通り三菱製の液晶で、広告を流す。右側の「パッとビジョン」で停車駅などの案内に使用されている。同時にドアチャイムも7000系と同様のものに変更している。 パッとビジョン搭載車の車内案内表示器
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