趣味と性格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 02:01 UTC 版)
「ウィリアム・T・ライカー」の記事における「趣味と性格」の解説
趣味はジャズでトロンボーンを演奏する。そのほか、ポーカーやブリッジなどのトランプゲームに強く、傾向としてブラフで強気に攻める姿勢がある。芸は身を助けるの諺通り、音楽で情報を引き出したり、ゲームで養った駆け引きを活かし、交渉事に強い。交渉時には思惑を表情に出さず、文字通りのポーカーフェイスで、にこやかな笑顔とは裏腹にクールな駆け引きを演じる事が出来る。若くしてエンタープライズの副長にまで登り詰めた事を「野心家」と評する人もいる。ただし、普段はジョークと女性を愛する気さくな副長として、クルーに愛されている。 ライカーの女性好きは相当な物で、ライサ星について詳しく、何度も行っているようだ。ストイックなピカード(休暇にもジョイスのユリシーズを持って行くほどの男)に、ロマンス相手を募集していると言う意味を持つ“ホーガン”という彫人形の様な物を「ライサに行ったら是非買って下さい」と勧め、何も知らないピカードを辟易させた。ライサ星を「パラダイス」と言っており、これにはトロイも呆れている。 だが、士官としての実力は当然高く、スキャンされない惑星の極で待ち伏せする戦術を考えたり、勝ち目の無さそうなポンコツ艦(U.S.S.ハサウェイ)を指揮して、ピカード指揮(ザクドーン人のミスター・コルラミの戦術を採用)のエンタープライズに一矢報いた(演習時)。 のびのびとした環境が好きなようで、頭の固い管理タイプのエドワード・ジェリコ艦長が一時的にエンタープライズの指揮を執った時には、あからさまにイヤそうな表情や行動をし、副長を解任された事もある。また、尊大な相手にはそれ相応の態度で臨む傾向があり、トロイやデータの補佐を受けている。 『新スタートレック』の途中から、髭を蓄えるようになった。 はっきりした時期は不明だが破天荒な性格のベケット・マリナー少尉に「ロミュラン・エールでベロベロに」なっているのを知られたらしく、階級・年齢ともかなりの差があるにも関わらず「ウィル」と呼ばれている(しかも吹き替えではタメ口で話していた)ほか禁制品を彼女に流すなどしていた(このことはトロイも知らなかったらしく、マリナーがその話をし始めた直後に慌てて通信を切るもその場で問い詰められていた)。
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