趣味としてのコレクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 07:48 UTC 版)
「コレクション」の記事における「趣味としてのコレクション」の解説
近代において市民社会が発達すると、一般市民の間で趣味としてのコレクションが広く行なわれるようになる。このような趣味においては美術品、工芸品などの比較的高価なものから、稀覯本や古地図、動植物や鉱物標本など資料的価値のあるもの、硬貨、切手など収集の歴史の長いもの、模型や玩具、記念品や土産物のような比較的安価なもの、食料品のパッケージや包装紙のようなそれ自体は価値のないようなものに至るまで、各人の好みに従ってほとんどありとあらゆるものがコレクションの対象となっている。 現代では物の種類による収集ではなく、特定の漫画・アニメーション作品やそのキャラクターの関連商品(キャラクターグッズ)を収集する例も多い。またトレーディングカードや食玩のように、始めから消費者によって収集の対象とされることを前提とした商品も数多く生産されており、このような分野においては特定のシリーズをすべて収集(コンプリート)することが目指される。 また近年のインターネットの発達により情報交換サイトやネットオークションでの取引きも行なわれるようになっており、収集家同士の間では未開封の商品や新品同様の商品がしばしば高値で取引されている。
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