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讃緑【サンリョク】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第7386号
登録年月日 1999年 9月 6日
農林水産植物の種類 キウイフルーツ
登録品種の名称及びその読み 讃緑
 よみ:サンリョク
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 香川県
品種登録者の住所 香川県高松市番町4丁目1番10号
登録品種の育成をした者の氏名 末澤克彦、片桐
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「香緑」に中国キウイフルーツの雄系統交配して育成されたもので,果形が長楕円形果実大きさがやや小の, 育成地(香川県坂出市)において10月下旬収穫できる品種である。雌雄の別は雌,大きさ及び樹勢は中である。新梢葉腋アントシアン着色は強,新梢毛じの密度は中,熟太さは細,色は赤褐色皮目多少は中である。若葉葉身の形円形先端の形は尖,基部の形は接する,表面アントシアン着色は弱である。成大きさは大,指数は中,表面凸凹の状態は弱,表面緑色濃さは中, 表面主脈上の毛じの密度は無~粗,葉柄比率は中,葉柄アントシアン着色は強,毛じの密度は粗である。花穂着生数及び側花の数は中,花の大きさは大,花弁長さは長,形はやや小,基部のくびれはくびれる外周縮れ縮れる,湾曲平坦重なり具合重なる,多弁花の多少はかなり多, 花弁の色は乳白色花柱姿勢直立子房の形は長楕円形子房切断面アントシアン着色は無である。果形は長楕円形最大横径部分赤道部,偏平率はかなり大,果頂部の形は突,果実大きさはやや小( 90程度)である。果皮の色褐色果実表面の毛じの密度は粗,長さは短,硬さは軟,果梗の長さはやや長,太さは中,相対果梗長はやや小である。種子外側果肉色は黄緑色, 周辺果肉色は緑色,果心の形は楕円形,色は白,甘味はやや高,酸味はやや低,香気は有,子室数はやや少である。開花期は中,成熟期は中で育成地において10月下旬追熟必要性は有である。「香緑」と比較して,果形が長楕円形であること,果実表面の毛じの密度が粗であること, 種子外側果肉色が黄緑色であること等で,「盧山香」と比較して,果形が長楕円形であること,果頂部の形が突であること, 種子周辺果肉色が緑色であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は,昭和61年香川県農業試験場府中分場香川県坂出市)において, 「香緑」に中国キウイフルーツの雄系統交配し, 低温貯蔵同年には種, 平成2年初結果,以後増殖行いながら特性の調査継続し6年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお,出願時の名称は「サン・スイート」であった




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