日本国内の主な産地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 18:47 UTC 版)
「キウイフルーツ」の記事における「日本国内の主な産地」の解説
栃木県 - 小山では桑畑からの転作で、キウイ栽培が始められた。小山市 群馬県 - 甘楽町が一大産地。甘楽町、富岡市 神奈川県 - 国内4 - 5位。足柄平野一帯に産地が分布し、山北町からミカン栽培の転作作物として始められた。「あしがらキウイ」としてブランド化を進めているほか、「香緑」も産出する。小田原市、南足柄市、山北町、秦野市など 山梨県 - レインボーレッドなどを特産。産地はブドウ栽培からの転作となっている。山梨市、市川三郷町、南アルプス市など 静岡県 - 国内4-5位。種の周りが赤い「レインボーレッド」は富士市南松野の農家、小林利夫によって育成された品種。富士市、静岡市清水区、浜松市など 岐阜県 - 旧・洞戸村(現・関市)で1979年に生産組合を結成して栽培を本格化。関市 和歌山県 - 国内3位。ミカン栽培からの転作により、紀の川市を中心に栽培が勧められ広まった。特にキウイ栽培に適した紀ノ川南岸の龍門山北嶺などに大規模な産地が展開する。「熟姫」などの県独自ブランドがある。紀の川市、海南市、有田川町、かつらぎ町など 徳島県 - 徳島県の場合は、1981年の寒害によってミカン産地が壊滅的被害を受けた後に、代替作物として始められたものである。佐那河内村、小松島市 香川県 - 「香緑」「さぬきゴールド」「さぬきエンジェルスイート」「讃緑」など品種開発を盛んに推し進める。また県と香川大学により開発された「さぬきキウイっこ」は、農地所有適格法人及びJAなどを通じて流通されている。善通寺市、高松市、三豊市 愛媛県 - 栽培面積、生産、出荷量、販売額とも国内1位で、1970年代からミカン栽培からの転作によって産地が発展した。その経験を活かし、産地間で連携し、安定供給を図っている。ゼスプリによる契約産地の一つにもなっている。松山市、西条市、大洲市、砥部町、伊予市、今治市など 福岡県 - 国内2位。八女市立花町がその殆どを占める。八女市は自治体単位で生産量日本一であり、「甘熟娘」「キラキラ・キウイ」「甘うぃ」などのブランド品を開発しているほか、キウイワインなどの加工品生産も盛ん。八女市 佐賀県 - 唐津市からミカンによる転作で広まる。ゼスプリによる契約産地の一つにもなっている。唐津市、嬉野市など 大分県 - ミカンに代わる転作作物として国東半島を中心に栽培が広まった。国東市、杵築市など 順位都道府県全国シェア収穫量 (t)1 愛媛県 25% 6820 2 福岡県 16% 4350 3 和歌山県 13% 3740 4 神奈川県 7% 1970 5 静岡県 5% 1400
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