誕生から戊辰戦争までとは? わかりやすく解説

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誕生から戊辰戦争まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:49 UTC 版)

桂太郎」の記事における「誕生から戊辰戦争まで」の解説

長門国阿武郡萩町萩城下平安古(ひやこ、現・山口県萩市平安古)にて、長州藩士与一右衛門代官125石。)の二男として生まれる。 幼少時阿武郡川島村(現・萩市川島)に移り万延元年1860年)には藩の西洋式操練参加して鼓隊編入される当初は選鋒隊に編入されたが、元治元年1864年)、禁門の変などにより藩が存亡の窮地に立たされる中、7月世子毛利元徳小姓役となる。第2次長州征伐では志願して石州方面で戦う。 戊辰戦争では奥羽鎮撫副総督澤為量参謀添役第二大隊司令として奥羽各地転戦し敵情視察偵察任務連絡役など後方支援従事した秋田戦争では、まず庄内戊辰戦争春の陣負け奥羽列藩同盟成立許しその後弘前藩に入藩することを拒否され東北諸藩説得できないふがいなさ能代では自殺考えたものの、なんとか久保田藩新政府側に寝返らせることに成功するその後7月11日金山の戦い仙台藩軍に壊滅的な打撃与え新庄藩を寝返らせることに成功するものの、14日には人数では勝っているはずの新庄の戦い酒井吉之丞率い庄内藩軍に負け庄内藩仙台藩相手に、新政府軍増援到着するまで延々久保田藩内で撤退戦を行わざるを得なくなった戦後軍功評され賞典禄250石を受けている。彼の部下は約200名だったが戦死者41名、負傷者53名もいた。非常に高い死傷といえるが、隊長かすり傷1つ負わなかったという。

※この「誕生から戊辰戦争まで」の解説は、「桂太郎」の解説の一部です。
「誕生から戊辰戦争まで」を含む「桂太郎」の記事については、「桂太郎」の概要を参照ください。

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