誕生から幼少期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:16 UTC 版)
「ジネディーヌ・ジダン」の記事における「誕生から幼少期」の解説
兄5人と姉1人の7人兄姉弟の末っ子として生まれた。両親は、アルジェリア独立戦争が起きる少し前の1953年にフランス領アルジェリアからパリに移住してきた少数民族ベルベル人で、一家は1968年から港町マルセイユ北部の北アフリカ移民が集まって住む一角で暮らし始め、やがて1972年にジダンが生まれた。 父のイスマイルは倉庫番とデパートの夜間警備員で、母のマリカは主婦だった。一家が居住していたカステラン地区という場所は、失業率が高く、犯罪発生率も高い区域だったが、一家の暮らしは快適な方だった。ジダンが5歳の頃、兄や近所の子どもたちと家の近くにあった800平米ほどの広場でサッカーを始めた。これがジダンとサッカーの出会いだった。兄たちのうち、三兄のノルディーヌは自身と同じくらいサッカーの素質があったという。 オリンピック・マルセイユのファンであり、特にブラジュ・スリスコヴィッチ、エンツォ・フランチェスコリやジャン=ピエール・パパンがお気に入りだった。子供時代は父親の影響で柔道もしており、11歳の時に茶帯だった。
※この「誕生から幼少期」の解説は、「ジネディーヌ・ジダン」の解説の一部です。
「誕生から幼少期」を含む「ジネディーヌ・ジダン」の記事については、「ジネディーヌ・ジダン」の概要を参照ください。
- 誕生から幼少期のページへのリンク