パリに移住
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 05:13 UTC 版)
1974年、活動拠点をフランスのパリに移す。その時『朝日新聞』〈天声人語〉で「沖至のパリ移住は、一つの頭脳流出である」と書かれる。渡仏後、アート・ファーマー、メイナード・ファーガソン、ノア・ハワード(英語版)、リー・コニッツ(英語版)、スティーブ・レイシー、アラン・シルバ(英語版、フランス語版、ドイツ語版) 、サニー・マレイ(英語版)等とヨーロッパ、ミヒェル・ピルツ(ドイツ語版、英語版)、サム・リバーズ、他などとヨーロッパ各地で演奏する。パリではアラン・シルバがアートデレクターであった Institut Art Culture Perception (IACP) と言うJazz学校でビバップの理論や、アンサンブル、ワークショップなどの指導をする。その学校は基本モード手法からアヴァンギャルド系のジャズ学校でリディアン・クロマティック・コンセプトの大家ジョージ・ラッセル(英語版)も時折訪れて指導をしていた。 1970年代から現在まで、舞踏家との共演の機会も多く、大野一雄、石井満隆、玉野黄市、室伏 鴻、カルロッタ池田、笠井叡、吉本大輔、ヨシト、遠藤公義、ヨーロッパで活躍の財津暁平、などと共演する。 またパリではビージーズの録音に参加した事があるらしい。(逸話2) 1990年代中旬より毎年初秋に帰国し、日本ツァーを行っている。渋谷毅、さがゆき、菊池マリ(パフォーマンス)、ジョー水木、小山彰太、梅津和時、川下直広、不破大輔、加藤崇之、波多江崇行、スガダイローらと演奏する。 現在[いつから?]Francois Tusqes group~(F.Tusquea,,(piano )I.Oki(Tp ),Claude Pare (Acodeon),Isabel Juanpera..Lan Quartet" ~Itaru Oki (tp), Fredric Mantenant(p) ,Fred Marty(b) ,Aldrige Hansbery(d) を定期的なグループとして活動しておりヨーロッパ各地、USA、日本と各地を行き来して現在も多忙な毎日を送っている。 2020年8月25日、パリの病院で死去。
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