石井満隆とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 石井満隆の意味・解説 

石井満隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 17:21 UTC 版)

石井 満隆
生誕 1939年1月4日
香川県小豆島
死没 (2017-07-19) 2017年7月19日(78歳没)
国籍 日本
テンプレートを表示

石井 満隆(いしい みつたか、1939年1月4日 - 2017年7月19日)は 舞踏家俳優、舞踏療法士、料理研究家

略歴

  • 1939年 - 香川県小豆島に生まれる。
  • 1957年 - 上京。日本大学芸術学部入学。在学中から3年間石井漠に師事し、モダンダンス、バレエを学ぶ。
  • 1960年 - 60年安保舞台芸術家集会で土方巽に出会い、7年間師事する。土方、大野一雄等と暗黒舞踏派を結成。
  • 1961年 - 日本大学芸術学部演劇科卒業。
  • 1965年 - 東京青年バレエ団入団。
  • 1967年 -「舞踏ジュネ」(日比谷第一生命ホール)で初舞台。
  • 1968年 -「おじゅね抄」(銀座ガスホール)
  • 1968年 - 岡部道男監督映画「クレージーラブ」に出演 
  • 1969年 -「舞踏市 盲泥棒篇」(池袋球体劇場)独立舞踏公演。紅テント状況劇場客演。
  • 1970年 - 交通事故に遭い、背骨を折る大怪我をする。療養中に渡欧を決意。

渡欧(1971年〜1979年)

帰国

  • 1979 - 帰国。「帰って来た自然神」<石井満隆帰国記念全国縦横無尽リサイタル>。
  • 1980 - ドイツ、ゲッティンゲンでの公演、ベルリン・ジャズ・フェスティバル参加、風倉匠クリストフ・シャルルらとのヨーロッパツアー「巨大都市の原生」。
  • 1981 - 1983 青森県八戸市の精神病院「青南病院」で日本初の舞踏療法を試み、精神医療の分野に大きな影響を与える。
  • 1982 -「自在」公演および肉体と音の出会いによるワークショップ(共演:原田修三郎、ベッティーナ・クラインハンネス 演奏: Helmuth Newman, 松本清志)
  • 1983 -「石井満隆ウィークエンドワークショップ'83 穂高夏期合宿」 
  • 1984 -「自在II」公演 (演奏:井上敬三/サックス)
  • 1985 -「TOKYO ART CELEBRATION」  
  • 1986 -「'86 PERFORMANMCE FESTIVAL IN HINOEMATA」(檜枝岐福島) "Ishii Mitsutaka and Black Sun"(サーペンタイン・ギャラリー, ロンドン),「BUTOHフェスティバル」(ベルリン
  • 1987 -「石井満隆の三夜 "オリーブの葉脈"より」
  • 1988 - 土方巽追悼公演で風倉匠小杉武久と共演。
  • 1989 -「土のめ てんのあな」舞踏イベント(新橋ギャラリースペース、共演:竹田賢一、大串孝二)
  • 1990 - 日韓行為芸術祭「交隣」
  • 1992 -「巨大都市の原生」、BUTOH TANZ WORKSHOP (フライブルク)
  • 1993 - BUTOH WORKSHOP (ニュルンベルク)
  • 1994 - MAMU BUTOH & JAZZ Festival Göttingen (ゲッティンゲン)、"NEVER COMPROMISE" (法政大学 共演:ミシャ・メンゲルベルク豊住芳三郎佐藤通弘灰野敬二)
  • 1995 - Performance & Workshop (チューリッヒ
  • 1996 - 横浜STスポット公演、PHYONG-TAEK INTERNATIONAL ARTS FESTIVAL(韓国)参加、宇都宮市大谷石発掘場跡、大谷資料館での公演、ワークショップ
  • 1997 -「自在」舞踏公演(大谷石地下採掘場跡)
  • 1998 - 第81回横浜舞踏公演「ドンキホーテ シリーズ自在」
  • 2000 - Mitsutaka Ishii Butoh-Tanz Workshop May 2000 (Tübingen)
  • 2003 - ミシャ・メンゲルベルク(ph) 豊住芳三郎(Ds, perc)と共演(法政大学)
  • 2005 - 深町純と共演(ドイツ文化センター
  • 2007 - 大野一雄100歳記念公演(神奈川青少年センター)
  • 2009 - 大野一雄フェスティバル(BankART NYK)
  • 2011 -「美学校 特別講座 踊りと身体。舞踏家に聞く」講師(神田美学校)
  • 2015 -「ギグメンタ2015 舞踏市」(キッド・アイラック・アート・ホール、世田谷)
  • 2017 - 肺炎により死去。享年78。

受賞歴

  • 1970年 - 「エクスパンデッド・アート・フェスティバル」で厚木凡人、邦千谷とともに第2回舞踊批評家協会賞受賞。

その他

弟子に岩下徹、イシデタクヤ、小倉良博、ノトヤ浩一、中西晶大などがいる。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「石井満隆」の関連用語

石井満隆のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



石井満隆のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの石井満隆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS