西方帝位とは? わかりやすく解説

西方帝位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:48 UTC 版)

ローマ皇帝一覧」の記事における「西方帝位」の解説

肖像名称生年誕生在位期間即位背景没年死因 ペトロニウス・マクシムス FLAVIVS ANICIVS PETRONIVS MAXIMVS AVGVSTVS 396年 455年3月17日455年5月31日 元老院議員ウァレンティニアヌス3世暗殺された後、元老院支持によって帝位得たが、ヴァンダル族前に首都ローマ捨てて逃亡激怒した民衆投石されて死亡した455年5月31日 民衆による投石死亡 アウィトゥス EPARCHIVS AVITVS AVGVSTVS 385年 455年7月9日456年10月17日 フン族破った将軍アエティウス側近ペトロニウス失脚知った西ゴートテオドリック2世により皇帝推挙され属州および元老院承認経て皇帝となる。民衆の不満から元老院によって帝位剥奪されマヨリアヌスリキメルらによって追放された。 456年457年 不明 マヨリアヌス IVLIVS VALERIVS MAIORIANVS AVGVSTVS 420年11月 457年4月461年8月2日 アウィトゥス同僚リキメルによって傀儡として擁立されるも、影響下を脱して独自に統治を行う。優れた手腕西方領土再建進めるが、ヒスパニアからの敗走中に兵士反乱遭って殺害された。 461年8月2日 兵士反乱により殺害される リウィウス・セウェルス LIBIVS SEVERVS AVGVSTVS 生年不明ルカーニア(イタリア本土461年11月465年8月頃 元老院議員マヨリアヌス没後リキメル傀儡として皇帝となる。 465年 不明 アンテミウス PROCOPIVS ANTHEMIVS AVGVSTVS 420年 467年4月12日472年7月11日 東方正帝マルキアヌス娘婿。西方帝位が空位となっていた時期に、東方正帝レオ1世によって西方正帝宣言された。西ローマ帝国有力者リキメル争い敗れて処刑された。 472年7月11日 リキメルにより処刑される オリュブリウス FLAVIVS ANICIVS OLYBRIVS AVGVSTVS 420年 472年7月11日472年11月2日 ウァレンティニアヌス3世娘婿リキメル病没後、ヴァンダル軍の協力得て帝位を得るが、自らも流行病倒れる。 472年11月2日 自然死 グリケリウス FLAVIVS GLYCERIVS AVGVSTVS ? 473年3月474年6月 アニシウス氏族出身ブルグント族のグンドバト王の協力帝位を得るが、東方正帝レオ1世支持得たユリウス・ネポス追放される480年以降 サロナにて病没 ユリウス・ネポス FLAVIVS IVLIVS NEPOS AVGVSTVS 430年 474年6月475年8月28日イタリア) – 480年春(ダルマティアダルマティア海軍提督マルケリヌスの甥で、東方正帝レオ1世娘婿レオ1世の強い支持グリュケリウス追放して皇帝となる。軍司令官オレステスの裏切りで追放されダルマティア亡命する亡命後ダルマティア実効支配するとともに新たな東方正帝ゼノンからは正式な西方共同皇帝」と見なされ、ロムルス・アウグストゥルスオレステス追放したオドアケルからも承認されていた。亡命先で自らの護衛兵によって暗殺された。 480年 暗殺される ロムルス・アウグストゥルス FLAVIVS ROMVLVS AVGVSTVS 460年 475年10月31日476年9月4日 蛮族出身軍司令官オレステス息子ユリウス・ネポス追放したオレステスによって皇帝として擁立された。オレステスオドアケル敗れて失脚したことにより、退位追い込まれ追放された。ただし殺害されたわけではなく年金を得ながらイタリア南部余生送った不明

※この「西方帝位」の解説は、「ローマ皇帝一覧」の解説の一部です。
「西方帝位」を含む「ローマ皇帝一覧」の記事については、「ローマ皇帝一覧」の概要を参照ください。

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