装備と戦術とは? わかりやすく解説

装備と戦術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/29 01:56 UTC 版)

槍騎兵」の記事における「装備と戦術」の解説

槍騎兵活躍した18世紀から19世紀装備および戦術は以下のようなのだった17世紀においては戦闘用騎兵戦場武器として使われることはほとんどなかった。 一般的な槍騎兵装備は、騎兵サーベルヘルメットカービン銃だった。ランス全長は2メートルから3メートル前後で、先端はしばし小旗つけられた。サーベル敵騎兵との乱戦になった場合必要だった騎兵サーベル比べて小回りが効かず、懐にもぐりこまれる不利になるからである。 また、騎兵使いこなすには、時間をかけて複雑な訓練を行う必要があった。そのため、訓練用騎兵存在している。 ヘルメット重騎兵のものと同じものを使用したが、熊皮帽などで代用している場合多かったポーランドウーランは、チャプカと呼ばれる頭頂部に四角形の板を貼り付けた独特の帽子かぶっていた。上記のようにポーランド槍騎兵他国模倣されたため、フランスプロイセン槍騎兵でもチャプカを被っていることがあった。当時騎兵例に漏れず槍騎兵モール飾り帯(サッシュ)などで派手に着飾っていた。 槍騎兵主任務は歩兵隊列の破砕、および敵歩兵掃討であった槍騎兵数列横列組んで突撃した正面突撃自殺行為であるため、よほどのことでもない限り実行することは無かった。普通は機動力生かし、敵歩兵側面ないし背面回り込んでから突撃したまた、移動隊形変更隊列乱れたときも狙った時には歩兵発砲後、再装填かかっている瞬間狙って突撃する場合もあった(マスケット銃再装填20秒から30秒程度かかる)。ただし、大半軍事指揮官は、成功して損害多くなる突撃できるだけ避けようしたため砲兵歩兵火力によって敵が崩れるか、あるいは撤退始めた頃に槍騎兵投入することが多かった

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装備と戦術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 00:26 UTC 版)

ストレリツィ」の記事における「装備と戦術」の解説

ストレレッツの主装備マッチロック式火縄式)、もしくはフリントロック式マスケット銃であり、用兵的には同時期のヨーロッパ諸国マスケット銃兵とほぼ同様であったまた、白兵戦用バルディッシュ三日月斧)と呼ばれる長柄の斧を装備していたが、これは射撃時には銃架としても用いたこの他、特に指揮官サーベルパイクなどを携行することもあった。

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