選ばれし者との戦い
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『XCOM 2: 選ばれし者との戦い』(XCOM 2: War of the Chosen)は、2017年8月29日に配信された。略称としてWotCとも呼ばれる。 この拡張パックにより、コマンダーをアドヴェントに奪還するためにランダムで設定される「強み」「弱み」のユニークスキルとユニーク武器を装備した3人のエリートなエイリアンの兄妹のボスが登場する。サイキックパワーを駆使し追加の敵を戦闘中に召喚するウォーロック、狙撃銃を用いるハンター、潜伏を使い忍び寄るアサシンといった「選ばれし者(Chosen)」は、時間経過とともに新しい「強み」スキルを獲得し、最終的にはアヴェンジャーに対して直接攻撃すらできるようになる。 選ばれし者は、戦場で敗北した後も何度も登場し、戦略画面でも干渉する能力がある。これは後述する反乱勢力の協力により選ばれし者のそれぞれの本拠地を制圧するまで続く。 他にも放棄された都市に生息するアンデッドでありアドヴェントとも敵対する新しい敵「ロスト」や、そのロスト対策としての火炎放射器を用いるアドヴェント新兵種ピュリファイアーも実装された。 お互いに犬猿の仲である3つの反乱勢力が実装され、信頼を勝ち取ることにより特別な兵士を入手できる。反乱勢力は狙撃とステルスに特化しているリーパー、アドヴェントからの離反者であり独創的な装備と戦術をもつスカーミッシャー、特別なサイキック能力に磨きをかけたテンプラーである。彼らの派閥による作戦を用いることにより、アヴァタープロジェクトを遅らせたり、選ばれし者の情報を集めたり、さまざまな報酬を取得したりできる。 絆という新しいシステムが実装され、共闘により兵士2名の絆を深めることができる。ペアが戦場に派兵されると特殊なスキルを使うことができるが、絆の片割れが戦死や捕縛された場合はパートナーは狂乱状態となり、操作不能となる。 研究にひらめきを伴うことで、特定の研究に関して研究スピードを早めたり、即座にプロジェクト完了できたりするようになった。 2018年10月9日、タクティカルレガシーパックと呼ばれるアドオンが追加リリースされた。『Enemy Unknown』と『2』の間の歴史についてのミッションが設定され、『X-COM UFO Defence』や『Enemy Unknown』のサウンドトラックも選べるようになった。
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