藤原為家自筆譲状〈文永六年十一月十八日/藤原為氏加判〉
主名称: | 藤原為家自筆譲状〈文永六年十一月十八日/藤原為氏加判〉 |
指定番号: | 1 |
枝番: | 01 |
指定年月日: | 1975.06.12(昭和50.06.12) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1269 |
検索年代: | |
解説文: | 播磨国越部下庄は始め為家から嫡子為氏に与えられたが、後に為家の後妻阿仏尼に為相が生まれるに及び、為家はこれを不憫に思って為氏の手から同庄を悔還して改めて為相に譲与した。第一通はこの旨を記した為家(七十二歳)自筆の悔還状であり、為氏の同意を示す加判を連署している。第二通は同庄を為相に譲去る事を記した為氏(四十八歳)自筆の避状である。両幅は鎌倉時代御子左家分立の遠因を示すとともに、同家二代の筆跡を伝えて注目される。 |
藤原為家自筆譲状(四通)
主名称: | 藤原為家自筆譲状(四通) |
指定番号: | 87 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1983.06.06(昭和58.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 藤原定家の嫡男として俊成以来の歌学を継承した藤原為家(一一九七~一二七五)が文永五年(一二六八)、七十一歳から同十一年、七十七歳までの間に書き記した自筆の譲状四通である。為家は後妻の阿仏尼との間に為相が誕生すると、嫡子為氏に与えていた播磨国細川庄、越部庄、伊勢国小阿射賀御厨などの所領・所職を悔返【くいかえ】して、相伝の文書とともに阿仏尼・為相母子に譲与したが、この四通の譲状はその旨を記したもので、あわせて没後の供養のことなどを遺言している。冷泉家の成立の根本を示す文書であり、また阿仏尼の『十六夜【いざよい】日記』の成立の背景をも示している。 |
古文書: | 藤原定家自筆申文草案 藤原氏系図 藤原為家自筆譲状 藤原為家自筆譲状 藤原藤房自筆書状 藤原行成筆書状 虎関師錬筆消息 |
- 藤原為家自筆譲状のページへのリンク