著者の主張とは? わかりやすく解説

著者の主張

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 06:26 UTC 版)

水からの伝言」の記事における「著者の主張」の解説

江本本書などに掲載している結晶写真は、複数写真の中から取捨選択した「その水の性質をもっともよく表していると思われる結晶」である事を認めているが、同じからできた結晶には類似性があるとしている(P.74)。更に波動測定器使って情報転写しからは、いつ誰が実験しても同じ傾向現れる再現性自信見せていた(P.117)。 しかし2005年に「AERA」の懐疑的なインタビュー応じた際には、江本本書を「ポエムだと思う」「科学だとは思っていない」と語り、また「僕は科学者ではない」「今後周り研究者によって科学的に証明されていくと思う」と述べ本書での主張科学として証明する意志は無い事を窺わせている。 2007年ブログでも、自分たちの研究は「アート、あるいはファンタジーレベル」であるとして、科学的な証明は「本物科学者達」に求めている。 一方で2006年には、日本物理学会にて行われた高尾征治の発表共同研究者一人となっていた(#日本物理学会)。また同年には、本書の内容二重盲検法により確認するという実験超心理学者のディーン・レイディン(英語版)らと共同行い代替医療を扱う"Explore: The Journal of Science and Healing"(「探索科学癒しジャーナル―」の意)に掲載された。内容は、江本東京開催したイベント一環としてカリフォルニア置かれミネラルウォーターの瓶4本のうち2本に向けて参加者祈り内容明かされずに受け取った瓶から結晶撮影しそれぞれの結晶の「美しさ」を100人に判定しもらった結果、祈られた水の方が平均値高かったというもの。 なお、2003年にはジェームズ・ランディ江本に対して100万ドル超能力チャレンジ」を呼び掛けており、江本2007年ブログにて、ランディから案内があったが無視していた事を明かした応じなかった理由として、科学界が認める様な実験環境作れなかった事を挙げているが、実際にランディ呼び掛けていたのは、「良い言葉」と「悪い言葉」のヒント無し見分けてみろというだけのものだった

※この「著者の主張」の解説は、「水からの伝言」の解説の一部です。
「著者の主張」を含む「水からの伝言」の記事については、「水からの伝言」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「著者の主張」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「著者の主張」の関連用語

著者の主張のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



著者の主張のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの水からの伝言 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS