苫小牧駅 - 岩見沢駅間とは? わかりやすく解説

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苫小牧駅 - 岩見沢駅間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:51 UTC 版)

室蘭本線」の記事における「苫小牧駅 - 岩見沢駅間」の解説

苫小牧 - 岩見沢栗山 - 栗丘で旧上り線を行く岩見沢行き下り普通列車2009年1月廃止された旧下り線(同区間2009年1月) 苫小牧駅 - 岩見沢駅間は、かつては内陸部産炭地から太平洋岸の港まで石炭運び出すための路線として重要視されており、運炭列車のために重軌条化され複線区間であった石炭産業衰退してからは、札幌通らないことや、栗山駅接続していた夕張鉄道廃線に伴い普通列車のみの運転であり、沼ノ端駅以東では3時間以上間隔の開く時間帯もある。沼ノ端駅千歳線直通する列車をのぞき、ワンマン運転である。その一方で本州道南方面道北道東方面を結ぶ貨物列車貸切列車は、距離を短縮しつつ運行本数の多い札幌圏を避けられるルートとしてこの区間活用している。また、一時期観光シーズン札幌駅 - 富良野駅を結ぶ臨時列車新千歳空港駅利用者の便を図り南千歳駅 -(石勝線)- 追分駅 - 岩見沢駅という経路運行された事もあった。2021年1月、この区間を介して新千歳空港駅 - 旭川駅特急列車運行する構想を、新千歳空港運営する北海道エアポートとともに検討している事が報じられた。 この区間では、1975年昭和50年12月14日国鉄最後蒸気機関車牽引による定期旅客列車室蘭岩見沢行き225列車)が運行された。牽引機には鉄道博物館収蔵されているC57形135号機が充当された。 大部分複線のままであるが、栗山駅 - 栗丘駅間は1990年平成2年4月下り線のある栗山トンネル明かり区間一部上部法面と共に崩落したため、そのまま廃止単線化された。踏切などでレール撤去されているが、大半道床レールともにそのまま残されている。現在使われている新栗山トンネルは、下り線とやや離れた位置に、上り線用の単線トンネルとして1969年昭和44年)に開通したのである志文駅 - 岩見沢駅間は、開通当初からの距離の短い線路(旧旅客線)と、旧・岩見沢操車場を通る1961年昭和36年)に完成した距離の長い貨物線が、それぞれ双方向運転が可能な単線として併存していた(単線並列区間)。旧旅客線志文駅からまっすぐ北上して岩見沢駅近傍旧国道12号(4条通、現道道6号区間)と踏切交差していたため、同国道及び市内道路交通ボトルネックとなっていた。一方貨物線は、志文駅から一旦北西方向へ向き変え函館本線上幌向駅近くまで広がっていた操車場南西端へ向かっていたため岩見沢市外側農地通っており、かつ、国道12号立体交差越えていた。市街地分断解消市内交通円滑化を図る目的で、休止中貨物線1994年平成6年11月復活のうえ旅客線転用、本来の線路(旧旅客線)は廃止され、再び単線となった廃線跡一部室蘭本線跡地緑地となっている。

※この「苫小牧駅 - 岩見沢駅間」の解説は、「室蘭本線」の解説の一部です。
「苫小牧駅 - 岩見沢駅間」を含む「室蘭本線」の記事については、「室蘭本線」の概要を参照ください。

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