はな‐いちもんめ【花一×匁】
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ
花いちもんめ (映画)
(花いちもんめ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 00:21 UTC 版)
花いちもんめ。 | |
---|---|
Gray Sunset | |
監督 | 伊藤俊也 |
脚本 | 松田寛夫 |
製作 | 奈村協 中山正久 |
出演者 | 十朱幸代 西郷輝彦 野川由美子 二宮さよ子 加藤治子 千秋実 |
音楽 | 池辺晋一郎 |
撮影 | 井口勇 |
編集 | 市田勇 |
製作会社 | 東映[1] |
配給 | 東映 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 122分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
『花いちもんめ。』[1]は、1985年に公開された東映製作配給の日本映画[1][2][3]。第9回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞[4]。また千秋実もこの作品においての演技で、第28回ブルーリボン賞 主演男優賞、第9回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞、第31回アジア太平洋映画祭 主演男優賞を受賞した。
キャッチコピーは「ボケて悔しい花いちもんめ」「おじいちゃんが壊れていく。家族の戦争がはじまる」。
あらすじ
アルツハイマーと診断された元教授の義父を引き取ることにした主婦。日々の介護をきっかけに、家族が様々な問題を乗り越えつつも絆を深めていく。
スタッフ
- 監督:伊藤俊也
- プロデューサー:奈村協、中山正久
- 脚本:松田寛夫 - 第9回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞
- 企画:日下部五朗
- 撮影:井口勇
- 音楽:池辺晋一郎
- 美術:山下謙爾、小林勝美
- 編集:市田勇
- 録音:栗山日出登
- スクリプター:大木茂、西村健
- 助監督:土橋亨
- 照明:増田悦章[3]
出演
- 千秋実(鷹野冬吉)
- 加藤治子 妻(鷹野菊代)
- 西郷輝彦 息子(鷹野治雄)
- 二宮さよ子 長女(鷹野光恵)
- 十朱幸代 嫁(鷹野桂子)
- 長谷川真弓 孫娘(鷹野里美)
- 岩渕健 孫息子(鷹野豊)
- 野川由美子 小姑(金子信恵)
- 中田喜子(飯塚友子)
- 岸部一徳(石本義和)
- 内藤武敏(館長)
- 三浦真弓(看護婦)
- 神山繁(神経内科医師)
- 河野美地子(女子研究員)
- 末広真季子(児島洋子)
- 田山涼成(米屋)
- 林彰太郎(金子精一)
- 久米明(ビデオのナレーター)
- 成瀬正(セールスマン風の男)[3]
受賞
第9回日本アカデミー賞にて最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞を受賞[5]。
影響
作品が高い評価を受け、興行的にも成功したことで[1][6]、日本映画界に「老人問題」映画ブームが起きた[6]。翌1986年に羽田澄子監督の『痴呆性老人の世界』と吉田喜重監督の『人間の約束』が公開されている[6]。
映像ソフト化
- 2011年8月5日発売。
脚注
- ^ a b c d “花いちもんめ”. 日本映画製作者連盟. 2025年7月1日閲覧。
- ^ “花いちもんめ”. キネマ旬報WEB. 2025年7月1日閲覧。
- ^ a b c 花いちもんめ - 国立映画アーカイブ
- ^ “第9回日本アカデミー賞 優秀賞”. 日本アカデミー賞公式サイト. 日本アカデミー賞協会 (1986年2月20日). 2025年6月12日閲覧。
- ^ “第9回日本アカデミー賞 優秀賞”. 日本アカデミー賞公式サイト. 日本アカデミー賞協会 (1986年2月20日). 2025年6月12日閲覧。
- ^ a b c 「キー・ウェイブ27 (MOVIE) 12年ぶりの新作『人間の約束』で『死』を描いた吉田喜重監督インタビュー」『シティロード』1986年9月号、エコー企画、12頁。
外部リンク
- 花いちもんめのページへのリンク