船舶運航システム課程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:34 UTC 版)
「海上保安学校」の記事における「船舶運航システム課程」の解説
海上保安官として巡視船に乗組むための教育を行う課程。期間は1年で、航海、機関、主計のコースがある。 航海コース 巡視船等の運航を担当する海上保安官を育てるコースである。船舶運航に必要な知識を中心に、警備救難業務や武道などを学べる。また、以下の資格が取得可能。 五級海技士(航海)筆記免除 四級海技士(航海)筆記 第一級海上特殊無線技士 第二級陸上特殊無線技士 一級小型船舶操縦士 カリキュラム - 航海、運用、海事法、海象・気象、通信運用(全課程共通科目)、基礎教養(法学概要、国際法 、海上保安業務概要等)、基礎英語、業務英語 (Ⅰ)、情報処理 (Ⅰ)、小型船舶操縦、体育・基本動作、乗船実習、統合実習(船舶運航システム課程、航空課程、情報システム課程共通科目)、刑法 、刑事訴訟法 、海上警察、海上環境、航行安全、救難防災、主計、訓練、業務英語 (Ⅱ)、業務英語(Ⅲ) 機関コース 巡視船等の機関運転・整備を担当する海上保安官を育てるコースである。船舶の機関、電気機器等に関する知識を中心に、警備救難業務や武道などを学べる。また、以下の資格が取得可能。 内燃機関五級海技士(機関)筆記免除 内燃機関四級海技士(機関)筆記 第一級海上特殊無線技士 第二級陸上特殊無線技士 一級小型船舶操縦士 カリキュラム - 機関、電気機器、海事法、通信運用(全課程共通科目)、基礎教養(法学概要、国際法、海上保安業務概要等)、基礎英語、業務英語(Ⅰ)、情報処理 (Ⅰ)、小型船舶操縦、体育・基本動作、乗船実習、統合実習(船舶運航システム課程、航空課程、情報システム課程共通科目)、刑法、刑事訴訟法、海上警察、海上環境、航行安全、救難防災、主計、訓練、業務英語(Ⅱ)、業務英語(Ⅲ) 主計コース 巡視船等において経理や調理を担当する海上保安官を育てるコースである。調理技術、総務、経理補給、船舶衛生等を中心に、警備救難業務や武道などを学べる。また、以下の資格が取得可能。 船舶料理士※ 衛生管理者(船員法による)※ 第一級海上特殊無線技士 第二級陸上特殊無線技士 一級小型船舶操縦士 ※卒業後年齢条件を満たす必要あり。 カリキュラム - 主計(総務・経理補給・船舶衛生)調理、通信運用(全課程共通科目)、基礎教養(法学概要、国際法、海上保安業務概要等)、基礎英語、英語 (Ⅰ)、情報処理 (Ⅰ)、小型船舶操縦、体育・基本動作、乗船実習、統合実習(船舶運航システム課程、航空課程、情報システム課程共通科目)、刑法、刑事訴訟法、海上警察、海上環境、航行安全、救難防災、主計、訓練、英語 (Ⅱ)
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