興行と賞歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 03:53 UTC 版)
1997年7月の公開後、興行収入193億円、観客動員数1420万人を記録し、当時の日本映画の歴代興行収入第1位となった。 日本歴代興行収入ランキング第1位の大当たりに、製作総指揮の徳間康快は仲のよい岡田茂東映会長から「百年に一度の奇跡だぞ」と言われた。徳間は「何本も当てて世界のアニメプロデューサーになる」と豪語した。『もののけ姫』は日本で公開された洋画も含めても歴代一位で、徳間は岡田の受け売りで「百年に一本」を周りに吹いた。20世紀はあと数年しかなく、このまま日本での20世紀最大のヒットの称号をキープするかに思えたが、翌年『タイタニック』に抜かれた。2001年にすぐに『千と千尋の神隠し』で抜き返したが、徳間は2000年に死去しており、これを見ることはなかった。 日本国内におけるDVDとVHSを合わせたビデオグラム出荷本数は2007年5月時点で440万本。 1999年1月22日に『金曜ロードショー』で初のTV放送がされ関東地区で35.1%、西日本地区で40.8%の視聴率を記録した。 香港での興行収入は654万香港ドル、全米では1000万ドル。 第1回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞 第52回毎日映画コンクール日本映画大賞・アニメーション映画賞 第21回日本アカデミー賞最優秀作品賞 朝日デジタルエンターテイメント大賞・シアター部門賞 アニメーション神戸'97・部門賞(演出部門)、部門賞(デジタル技術部門)、アワード(劇場映画の部) マルチメディアグランプリ'97・MMCA特別賞 第15回ゴールデングロス賞・最優秀金賞、特別功労大賞 報知映画賞・特別賞 日刊スポーツ映画大賞・監督賞 石原裕次郎賞 第39回毎日芸術賞・映像・映画部門 エランドール賞・特別賞 日本映画ペンクラブ・97年度ベスト5日本映画部門1位 ブルーリボン賞・特別賞 おおさか映画祭・特別賞 高崎映画祭・最優秀監督賞 映画鑑賞団体全国連絡会議・日本映画作品賞 文化庁優秀映画・優秀映画作品賞 読売映画・演劇広告賞 優秀賞 日経優秀製品・サービス賞、最優秀賞、日本経済新聞賞 第39回日本レコード大賞・作曲賞、アルバム企画賞(サントラ) 日本のメディア芸術100選アニメ部門選出
※この「興行と賞歴」の解説は、「もののけ姫」の解説の一部です。
「興行と賞歴」を含む「もののけ姫」の記事については、「もののけ姫」の概要を参照ください。
- 興行と賞歴のページへのリンク