興行の進行用台本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 04:25 UTC 版)
前述の「ブック」とは別物である。ブックはプロレスラー間の試合内容の打ち合わせを意味するが、これは裏方スタッフのイベント進行用の台本であり各種機材の使用のタイミング、順序等を示したものである。 かつてはインターネットオークションでプロレスリングZERO-ONEの興行「ZERO-ONE USA」のテレビ放送進行用台本が出品されることがあった。また、日本ではFEGと全日本プロレスが中心になって開催されたイベント「WRESTLE-1」において小島聡の叫び声と同じ言葉「いっちゃうぞバカヤロー」が電光掲示板に表示され、プロレスラーと会場スタッフ間での段取り決めがあることを示した。もっとも、小島の「いっちゃうぞバカヤロー」は殆どの試合で見られる小島の得意の(1)対角線エルボー(2)「いっちゃうぞバカヤロー」(3)ダイビングエルボーの流れの中で出されるものであり、段取り決め等を行っていない観客も一緒に叫ぶことが通例となっている。また、日本の週刊誌(アサヒ芸能)が「ハッスル2」の会場スタッフ用台本を誌面に掲載したことがあり、それには勝者用のテーマ音楽についてなどの指示が記載されていた。
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