胸さわぐ苺たちとは? わかりやすく解説

胸さわぐ苺たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/15 16:35 UTC 版)

胸さわぐ苺たち
ジャンル テレビドラマ
脚本 小林竜雄
演出 浅生憲章、赤地偉史、市川哲夫塩川和則
出演者 小林麻美中条静夫石野真子、原田結実 ほか
オープニング 松山千春流れ星
製作
プロデューサー 浅生憲章市川哲夫
制作 TBS
放送
放送国・地域 日本
放送期間1983年10月13日1984年1月12日
放送時間木曜日20:00〜20:54
放送枠TBS木曜8時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数13
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胸さわぐ苺たち(むねさわぐいちごたち)は、1983年10月13日1984年1月12日TBS系列の木曜日20:00〜20:54枠で放映されたテレビドラマ

概要

父親が事業に失敗、更に両親が離婚するという家庭崩壊に直面した梢、恵、舞の三姉妹が、自分たちの青春、生き方、生きている意味などを知ってつかんでいくその姿を描いた[1]

三女・舞が、本作終了直後の1984年2月に開催されたサラエボオリンピック出場を目指すフィギュアスケート選手という役柄であったため、佐野稔渡部絵美ジャネット・リンの、歴代のフィギュアスケートオリンピック代表選手も出演していた。プロデューサーの浅生憲章と市川哲夫は、木曜夜8時枠の復活を託されていた。資生堂が提供の若い女性たちがターゲットのドラマ枠だった。二人が考えたのは、三姉妹の物語であり、モチーフとしては、翌年開かれるオリンピックが択ばれた。末の妹が、フィギュアスケートでオリンピックを目指しているという設定だ。既成のタレントでは、フィギュアを滑る少女はいないので、実際にフィギュアを滑る少女を集め公開オーディションで選んだ。ジャネットリンや渡部絵美が審査員を務め大きな話題を呼んだ。話題性は十分だったが、視聴率は、二桁を少し超えた程度だった。現在ならフィギュアスケートは大人気だが、1983年当時は、 それ程ではなかった。キャスティングに人気者を揃えて、ようやく視聴率二桁を達成したのだ。しかし、カルト的人気は高く当時若者だった世代からは、再放送の希望が多い。泉麻人も、このドラマを高く評価する一人である。

放送から、すでに40年経過しているが今だに再放送を希望するファンは多い。主役を演じた小林麻美人気も再燃しており、フィギュアスケート人気も定着した現在、局側の英断が望まれる。

キャスト

スタッフ

主題歌

サブタイトル

話数 放送日 サブタイトル 演出
1 1983年10月13日 嵐のまえの三姉妹 浅生憲章
2 10月20日 三人の夢はどこへ?
3 10月27日 お金がほしい! 赤地偉史
4 11月3日 初めてのキッス! 市川哲夫
5 11月10日 母を許せない!
6 11月17日 舞が危ない! 塩川和則
7 11月24日 一人ぼっちはイヤ 浅生憲章
8 12月1日 子供ができたの 赤地偉史
9 12月8日 さよならオリンピック 市川哲夫
10 12月15日 ヨコハマ積木くずし 塩川和則
11 12月22日 聖なる結婚式 赤地偉史
12 1984年1月5日 札幌のめぐり逢い 市川哲夫
13 1月12日 それぞれのオリンピック 塩川和則

備考

  • 福島県のネット局は、1983年10月から同年11月までは福島テレビ(現在はフジテレビ系)で時差ネットで放送され、同年12月にTBS系新局としてテレビユー福島が開局して以降は、最終回までキー局と同時ネットで放送された。
  • 第4話(1983年11月3日放送)の一部シーン(アパートのシーン)は、生放送で行われた[2]

脚注

  1. ^ 「TV特報(2)秋の新番組総まくり」『映画情報』第48巻第11号、国際情報社、1983年11月1日、70頁、NDLJP:2343797/70 
  2. ^ 1983年11月『週刊TVガイド』より。




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