肥満細胞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 肥満細胞の意味・解説 

ひまん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【肥満細胞】

読み方:ひまんさいぼう

結合組織中や血管周囲などに存在し、好塩基性顆粒(かりゅう)をもつ卵円形細胞。ヘパリン・ヒスタミンなどを含んでいて、即時型アレルギー反応重要な役割を果たすマスト細胞肥胖(ひはん)細胞

「肥満細胞」に似た言葉

肥満細胞(ヒマンサイボウ)


肥満細胞


肥満細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 01:15 UTC 版)

肥満細胞(ひまんさいぼう)とは、哺乳類の粘膜下組織や結合組織などに存在する造血幹細胞由来の細胞ランゲルハンス細胞とともに炎症免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持つ。肥満細胞という名前ではあるが肥満とは関係が無く、膨れた様が肥満を想起させることからついた名前である。また、顆粒細胞(mast cell / マスト細胞)とも呼ばれる。青色の塩基性色素での染色では、異調染色性を示し、赤紫色に染まる。




「肥満細胞」の続きの解説一覧

肥満細胞(マスト細胞)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:34 UTC 版)

免疫系」の記事における「肥満細胞(マスト細胞)」の解説

結合組織粘膜存在し感染防御や傷の回復炎症応答制御する。この細胞は最も多くアレルギーアナフィラキシー関与する

※この「肥満細胞(マスト細胞)」の解説は、「免疫系」の解説の一部です。
「肥満細胞(マスト細胞)」を含む「免疫系」の記事については、「免疫系」の概要を参照ください。


肥満細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 05:08 UTC 版)

自然免疫系」の記事における「肥満細胞」の解説

詳細は「肥満細胞」を参照 肥満細胞は、結合組織粘膜存在する自然免疫細胞一種である。肥満細胞は、創傷治癒病原体対す防御深く関わっているが、アレルギーアナフィラキシーにもしばしば関与している。活性化すると、肥満細胞はヒスタミンヘパリン豊富に含む特徴的な顆粒を、様々なホルモンメディエーターやケモカイン走化性サイトカインと共に環境中速やかに放出するヒスタミン血管拡張し炎症特徴的な兆候引き起こし好中球マクロファージ呼び寄せる

※この「肥満細胞」の解説は、「自然免疫系」の解説の一部です。
「肥満細胞」を含む「自然免疫系」の記事については、「自然免疫系」の概要を参照ください。


肥満細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:37 UTC 版)

顆粒球」の記事における「肥満細胞」の解説

詳細は「肥満細胞」を参照 肥満細胞(マスト細胞とも呼ぶ)は、組織内存在する顆粒球一種で、病原体寄生虫など)に対す生体防御や、アレルギー反応、特にアナフィラキシー媒介する。肥満細胞はまた、炎症自己免疫仲介神経免疫系英語版)の応答仲介制御にも関与している。

※この「肥満細胞」の解説は、「顆粒球」の解説の一部です。
「肥満細胞」を含む「顆粒球」の記事については、「顆粒球」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「肥満細胞」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「肥満細胞」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「肥満細胞」の関連用語

肥満細胞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



肥満細胞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
Supplement Kuchikomi RankingSupplement Kuchikomi Ranking
(C)2024 All Rights Reserved. 健康食品のあり方を考える日本サプリメント評議会の運営です。
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
環境再生保全機構環境再生保全機構
Copyright, 2024 Environmental Restoration and Conservation Agency. All rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの肥満細胞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの免疫系 (改訂履歴)、自然免疫系 (改訂履歴)、顆粒球 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS