縦置きエンジン
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横置きが主流となる中で縦置きレイアウトにこだわり続けるメーカーも存在し、アウディとSUBARU(旧・富士重工業)がよく知られている。両社は四輪駆動車を付加価値としているため、四輪駆動化が容易な縦置きレイアウトを積極的に採用しているものである。両社ともエンジンの後方に前車軸を跨ぐようにしてトランスアクスルを配置するレイアウトを採っているが、このような構造は後輪駆動車をベースに四輪駆動としたものと比較して、独立したフロントデフケースおよびトランスファーとフロントデフを連結するプロペラシャフトを必要としない為、部品点数を少なくできるメリットも存在する。 過去にはトヨタ自動車(ターセル及びコルサ)、ルノー、サーブ・オートモービルなどが1980年代前半まで縦置きの前輪駆動車を製造していたが、それらの車種もその後継車種ではすべて横置きレイアウトに変更された。 アメリカ車では1966年のオールズモビル・トロネードが、V型8気筒エンジンとトランスミッションを平行に配置して縦置きするユニタイズド・パワーパッケージと称する手法を採用した。エンジンとトランスミッション間の駆動力は大容量の特殊なチェーンドライブにて伝達され、トランスミッションに直付けされたフロントデフにより前車軸へ駆動力が伝達される。この方式は、ゼネラルモーターズ内の他部門における後輪駆動車向け量産オートマチックトランスミッション(AT)を、内部構造はほぼそのままに流用できるという利点があった。トロネードはAT専用車とすることでチェーンドライブ部分の構造を簡素化し、後輪駆動車より遥かにコンパクトなパワートレインの実現に成功した。同様の構造は1973 - 78年のGMC・モーターホーム(英語版)、1967年以降のキャデラック・エルドラド(英語版)、1979年以降のビュイック・リヴィエラでもほぼそのままの形で採用され、トロネードのエンジンが横置き式に変更される1986年まで存続していた。
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縦置きエンジン
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「フェラーリ・モンディアル」の記事における「縦置きエンジン」の解説
1989年に、直後に発表される「348GTB」と同じ排気量を拡大した3.4Lエンジンが搭載されたが、もっとも大きな変更はエンジンとクラッチが縦置きとなったことである。トランスミッションは従来通り横置きのままで、トランスバース(横置き)を意味する「t」が付されたが、これは同社のF1マシンである「312T」にちなんだものでもある。 エンジンを縦置きとした理由は、まもなく登場する量販スポーツモデルとなる「348」と同じエンジンの搭載と、重量配分の改善による操縦安定性と運動性の向上にあった。「モンディアルt」は、この本命348のために用意された新しいパワー&ドライブトレーンのテストベッドという位置づけとして生まれ、その役割を十分に果たした。
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