統合打撃戦闘機とは? わかりやすく解説

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とうごう‐だげきせんとうき〔トウガフ‐〕【統合打撃戦闘機】

読み方:とうごうだげきせんとうき

米国多用ステルス戦闘機F-35ライトニングⅡのこと。通常離着陸型のF-35A短距離離陸垂直着陸型のF-35B艦載型F-35Cの3タイプがある。統合攻撃戦闘機JSFJoint Strike Fighter)。


統合打撃戦闘機計画

(統合打撃戦闘機 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 02:59 UTC 版)

統合打撃戦闘機計画(とうごうだげきせんとうきけいかく、: Joint Strike Fighter Program)は、アメリカ合衆国イギリスカナダ、及びそれらの同盟国の広範囲に及ぶ既存の戦闘機戦闘攻撃機・対地攻撃機を置き換える開発・取得計画である。


注釈

  1. ^ 1996年に、イギリス国防省は将来艦載航空機計画を立案した。この計画はシーハリアー(および、後にハリアーGR7)の後継機を求めるものであったが、2001年1月に統合打撃戦闘機が選定された。
  2. ^ 後に開発は中止された。詳しくはF136の項を参照
  3. ^ X-35においてもエンジンからの排気は高温だが、エンジンによりシャフトで駆動されるリフトファンはいわば強力な扇風機であり、前部排気は高温とならず酸素も減らないため、これをエンジンが吸い込んでも出力が低下する恐れは比較的少ない。また、エンジンの排気もファンによってある程度撹拌されるため、滑走路に与えるダメージは少ないとされた。
  4. ^ 燃料搭載量の減少は空中給油で補うことが可能だが、ウェポンベイはほかのものによって補うことが不可能とされた。
  5. ^ その他、X-32はギア(脚)をおろした状態でウェポンベイから兵器を投棄した場合、ギアにあたる恐れがあり、非常時の兵器投棄が難しい。
  6. ^ YF-23の次として予想されるF-24とはならなかった。

出典

  1. ^ Gates, Dominic, "Aerospace Giant 'Hit Harder' Than Peers", Seattle Times, April 7, 2009, p. 1.
  2. ^ A history of the Joint Strike Fighter Program, Martin-Baker. Retrieved January 2010
  3. ^ a b Nicholls, Mark (August 2000). “JSF: The Ultimate Prize”. Air Forces Monthly (Key Publishing): 32–38. 
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  5. ^ GovExec, retrieved December 2009.
  6. ^ "Propulsion system for a vertical and short takeoff and landing aircraft", United States Patent 5209428
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  10. ^ [2]www.jsf.mil
  11. ^ Fulghum, David; Morrocco, John (1996年11月25日). “Final JSF Competition Offers No Sure Bets”. Aviation Week and Space Technology (McGraw-Hill): p. 20 
  12. ^ Joint Strike Fighter official site - History page
  13. ^ a b PBS: Nova transcript "X-planes"
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  16. ^ a b Shachtman, Noah. "The Air Force Needs a Serious Upgrade", The Brookings Institution, 15 July 2010.
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統合打撃戦闘機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 03:00 UTC 版)

打撃戦闘機」の記事における「統合打撃戦闘機」の解説

アメリカ主導のもと、国際協力による新型開発計画"Joint Strike Fighter Program"(統合打撃戦闘機計画)で誕生したロッキード・マーティン F-35は、Joint Strike Fighter略してJSF)とも称される

※この「統合打撃戦闘機」の解説は、「打撃戦闘機」の解説の一部です。
「統合打撃戦闘機」を含む「打撃戦闘機」の記事については、「打撃戦闘機」の概要を参照ください。

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