紫闇の玉座とは? わかりやすく解説

紫闇の玉座(本編第17巻・第18巻)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:50 UTC 版)

彩雲国物語」の記事における「紫闇の玉座(本編第17巻第18巻)」の解説

上巻あとがきによれば上巻は「秀麗編」、下巻は「劉輝編」。珠翠と瑠花の暗殺ギリギリ阻止し縹家の門を全て解放して蝗害への対策を調えた秀麗は、自分余命幾ばくもない状態だと知りながらも、「自分のため」に縹家後にすることを決める。そして読み通り旺季が紅州発ったことを知った秀麗は、経済封鎖の折に行方不明となった製鉄技術者紅州産の炭の行方調査、そして瑠花から聞かされた、暗殺者よこした黒幕捕縛を成すべく、次期大巫女・珠翠の協力まで取り付けて縹家から直接紅州向かい燕青合流する一方の劉輝は朝議の時も沈黙して玉座座す以外に出来ることがなく、彼への信頼は地に堕ちていく一方だった。それでも蘇芳持ち込んだ貴族録から旺季と自らの血統をたどり、「自分より旺季の方が蒼玄王に近い」ことを知る。羽羽もまた、寿命が近いことを悟りながらもその全力を以て各地神域守り仙洞宮から溢れようとする闇を押しとどめていた。縹瑠花暗殺一度失敗したため司馬迅は主である旺季の元へ去り藍楸瑛も王の元へ戻ることを選ぶ。そしてリオウも瑠花から自身と母の素性知らされ決意を胸に縹家出た。同じ頃、貴陽の空に凶兆である赤い妖星浮かび貴陽でも大小地震頻発していた。紅州炭や技術者問題公になる頃、瑠花は縹家でその命を散らし茶家英姫仙洞省の羽羽とともに各地神域修復するべく人柱となった。だが、後ろ盾であった羽羽が散ったことで、朝廷地方貴族派官吏こぞって旺季につき、悠舜はその本性を明かす。それを受け、劉輝は邵可や白将軍、宋隼凱らの協力の元で貴陽から紅州落ちた。しかし護衛武官が皆離れ単騎となった劉輝は何故か半月もの間、紫州隅っこさまよう羽目に。その後瑛らに見つけ出され何とかたどり着いた紅州で、劉輝は州牧や邵可と策を練る日々送りながら、縹家の寺に安置され特殊なの中で眠る、瑠花に体を貸したことで残り時間があと1日となった秀麗見守っていた。しかし、ある者によってその貴陽運ばれてしまう。同じ頃、劉輝は旺季から届いた会談申し出ある日時を指定して返信する。そして春、紅州紫州の境で全て決着したのだった

※この「紫闇の玉座(本編第17巻・第18巻)」の解説は、「彩雲国物語」の解説の一部です。
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