朝議(ちょうぎ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)
「彩雲国物語の用語」の記事における「朝議(ちょうぎ)」の解説
各省庁の長官が参加する会議で、毎日大堂で開かれる。緊急に政事堂へ招集することもある。王も臨席する場で、通常は侍郎が尚書の代理で参加はしない。角川ビーンズ文庫版では参加者が大机案を囲んで座る形で、庶民の立ち入りにも緩かったが、角川文庫版では参加者は立ち並んだ形で、庶民が立ち入れば武官に連行され、最悪首を刎ねられることもある。
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朝議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)
朝議は原則として毎朝開かれ、天官府、地官府、春官府、夏官府、秋官府、冬官府、六官三公の順に官を日交代し7日間で1周する。 まず官は朝堂に整列して待つ。全員が揃うとその旨を告げる銅鑼が鳴らされるので、外殿へと向かう。一同が正殿に並ぶと、打ち方を変えた銅鑼の合図で珠簾が下ろされ、その向こう側に王が現れる。再度銅鑼がひと打ちされると、平伏した諸官の前で珠簾が上げられる。そして、顔を上げよと太宰の号令がかかり、膝をついたままその場に身体を起こす。その後、太宰の号令で三叩の礼が取られ、そして許されて立った冢宰が議事を読み上げる。 古来の儀礼に従えば、王は臣下に話しかけず、臣下も王には話しかけない。故に臣下は議題や進言を書状にしたため、これを陛下の侍従に渡し、王はこれを読んで返答を侍従に耳打ちし、それを侍従が臣下に語っていた。現在ではそんな風習を守っている国はないが、それでも今でも王はあまり直接臣下に語ったりはしないものである。 空位の際は仮王として冢宰が壇上に登って玉座に座る。王が玉座に着席するための儀礼は全て省略される。場所としての『玉座』とは王に限らず国を導く者が座る物である。
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