珠簾とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > すだれ > 珠簾の意味・解説 

たま‐すだれ【玉×簾/×簾】

読み方:たますだれ

玉で飾ったすだれ。また、すだれの美称たまだれ

ヒガンバナ科多年草地下鱗茎(りんけい)から細長い群がって出る。夏、高さ約30センチ出しクロッカス似た白い花をつける。南アメリカ原産。《 花=夏》


しゅ‐れん【珠×簾】

読み方:しゅれん

玉で飾った美しいすだれ。たますだれ


タマスダレ

(珠簾 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/04 17:19 UTC 版)

タマスダレ
Zephyranthes candida
(2005年9月11日、大阪府
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
: ヒッペアストルム連(アマリリス連) Hippeastreae
亜連 : タマスダレ亜連 Zephyranthinae
: タマスダレ属 Zephyranthes
: タマスダレ Z. candida
学名
Zephyranthes candida
(Lindl.) Herb.[1]
英名
white rain lily、autumn zephyrlily、fairy lily、

タマスダレ(玉簾、学名: Zephyranthes candida)は、ヒガンバナ科クロンキスト体系ではユリ科タマスダレ属球根草。

和名の由来は、白い小さなを「」に、が集まっている様子を「」に例えたことによる。

別名のレインリリー(雨ユリ)とは、ゼフィランサス属及び近縁のハブランサス属英語版の総称であり、タマスダレだけの別名ではない。まとまった雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。また、タマスダレを「ゼフィランサス」ということもあるが、本来、ゼフィランサスは名であるので注意を要する。

花言葉:純白な愛・期待[要出典]

形態・生態

は細長く状で濃緑色から直接出ている。

- 初秋に白いを咲かせる。1本の花茎に対して、花は1つだけである。

種子をほとんど作らない個体とよくつける個体が存在する。

球根の分球でよく増える。

葉や鱗茎リコリンというアルカロイド成分が含まれており、誤食すると嘔吐痙攣の症状をおこす。葉はノビルと間違いやすい[2]

分布

原産地はブラジル南東部: サンパウロ州; 南部: パラナ州サンタカタリーナ州リオ・グランジ・ド・スウ州)、ウルグアイアルゼンチン北東部(ミシオネス州エントレ・リオス州ブエノスアイレス州サンタフェ州コルドバ州[3]日本には明治時代初期の1870年頃渡来し、日本の風土にも良く適応し、人里周辺に半野生化した群落が見られることがある。

日当たりさえよければ、乾燥地-湿地まで生息できる。

人間との関わり

春先に球根が園芸店やホームセンターに出回る。多くの場合、本種の他に比較的近縁種であるサフランモドキ、キバナサフランモドキ、ハブランサスなどの球根と本種の球根をミックスした物がレインリリーやゼフィランサスの名で出回る。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク




珠簾と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「珠簾」の関連用語

珠簾のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



珠簾のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタマスダレ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS