夏官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)
軍事を掌る。基本的に文官の集まりであり、司右と大僕だけが直接武官を登用している。 夏官長大司馬(かかんちょうだいしば) 夏官の長 小司馬(しょうしば) 夏官長の次官 射人(しゃじん) 王の身辺警護の長官。 虎賁氏(こほんし) 公(外宮)においての王の警護をする官。射人である司右の下官である。 大僕(だいぼく) 内宮における王の身辺警護をする小臣の長。司馬の官。 小臣(しょうしん) 王の身辺警護をする官。 司右(しゆう) 射人の下で国府での礼典や祭典など公の場での王の護衛を司る。また、徴兵の受付も行う。市井で王の護衛と言えば司右を指す程、民衆に姿を見せる機会が多いため、王の動向などを知りたい人の王宮内の情報元として民衆から当てにされている。 射鳥氏 (せきちょうし) 太衛の下である司士の下。射儀を企図する。 羅氏 (らし) 射鳥氏の指示を受けて射儀の的にする陶鵲を羅人に発注し、製作を指揮する。射鳥氏の代わりに射儀の一切を取り仕切る事もある。国政とはほとんど関係が無い。 山師(さんし) 掌固の下、民の暮らしと直接関係のない山野の保全をつかさどる。地方(州から郷まで)にも山師がいるが、国府の山師の職務は各州の山師の統括である。
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