系統と変種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 09:58 UTC 版)
AutoLISP/Visual LISP - AutoCAD製品のカスタマイズ用の言語。 Cambridge LISP - 当初、IBMのメインフレーム上で実装され、メタコムコによってAmiga用として発表された。 Clojure - マルチスレッドプログラムの開発を容易化する汎用言語。 CMU Common Lisp(CMUCL) - カーネギーメロン大学で制作されたマルチプラットフォームのCommon Lispの実装。 Common Lisp - 主にZetaLISPとFranz Lispの子孫であり、InterLISPの機能も導入された。 Coral LISP - Macintosh用のLISP実装。 Egison - パターンマッチの拡張性が特徴の言語。 ELisp -古いLISP実装のひとつ。 Emacs Lispとは別。 Emacs Lisp - GNU Emacsエディタの拡張言語。 Franz LISP - 元はバークレイのプロジェクトである。後にFranz, Incに移行。 Gold Hill Common LISP - パーソナルコンピュータ用のLISPの初期の実装。 InterLisp - BBN社で開発され、初期にはBBN LISPと呼ばれた。後に開発者グループがゼロックスのパロアルト研究所に移動した際にInterLispと改名され、ゼロックスのLISPマシンにもInterLisp-Dとして採用された。強力な対話型開発ツールが特徴。より小さいバージョンである「InterLISP 65」はAtariの6502ベースのコンピュータ用に発表された。 KLISP - 1967年に中西正和がTOSBAC-3400上で開発し、日本のLISP研究と教育に貢献した。 LISP 1、LISP 1.5 - MITで開発されたマッカーシーのオリジナル版。 Lispkit LISP - 純粋な関数型言語としての方言であり、SECDマシン上に実装された。関数型言語のコンセプトの実験用テストベッドとして使用された。 Macintosh Common Lisp - デジツールによるMacintosh用のCommonLISP環境でMacintoshのToolboxにアクセスする機能を持つ。 MACLisp - MITのプロジェクトMAC(AppleのMacintoshとは無関係)のために開発されたLISPの直系子孫。 MockLisp - Gosling Emacs (Unipress Emacs) エディタの拡張言語。リストのないLISP。 Oak LISP - Schemeベースのオブジェクト指向言語。 RPL - 「Reverse Polish LISP」(逆ポーランド記法式LISP)の名を冠した言語。逆ポーランド記法・スタック指向を採用するなど、Forthの影響も大きい。ヒューレット・パッカード社製の関数電卓に組み込まれることを想定して開発された。 Scheme - ダイナミックスコープではなく静的スコープにもとづき再設計されたLISP。 SKILL - ケイデンス・デザイン・システムズ社製の多くのEDA製品で使われる。 Steel Bank Common Lisp - CMUCLからフォークしたマルチプラットフォームの実装。 ZetaLisp - LISPマシンのために使われた、MACLISPの直系子孫。 純LISP - 超循環評価機を記述可能な程度で、ごく小さいサブセットに機能を絞った方言。元々は「最初の論文」と呼ばれている論文中で理論的なものとして示されたが、実際に実装可能である。 xyzzy - Microsoft Windowsで動くエディタ。マクロ言語としてxyzzy Lispを実装している。
※この「系統と変種」の解説は、「LISP」の解説の一部です。
「系統と変種」を含む「LISP」の記事については、「LISP」の概要を参照ください。
- 系統と変種のページへのリンク