第8節「部長編」
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「ロス:タイム:ライフ」の記事における「第8節「部長編」」の解説
全力で戦ったのだから、あの日の選択は後悔しない - 元スペイン代表 ラウル・セルパンテス ロスタイム:5時間31分 ストーリー スポーツ用品メーカー「ハートスポーツ」で若くして広報部部長に抜擢された堀池清美はやり手ながらも日々の仕事に忙殺されていた。だが接待の席で「忌憚のない意見」を言ったばかりに社長の機嫌を損ねてしまい、岐阜の工場に異動させられることに。失意の中、尾元と知り合い酒を酌み交わすが、今までの疲労がたたって心臓発作を起こし、過労死してしまう。5時間31分のロスタイムが与えられた清美は、部下や社長に今までの不満をぶちまけ、辞表を叩きつける。そんな中、今日が誕生日だと気づいた清美は開店の案内ハガキが届いていたレストランに予約を入れ、仲間たちに連絡するが、そこに誰一人現れないまま清美は最後のひと時を過ごす。 登場人物 堀池清美 - 真木よう子 スポーツ用品メーカー「ハートスポーツ」の広報部部長。自分の仕事だけでなく、部下たちのフォローにも追われているためにプライベートを犠牲にし続け、連日睡眠不足で疲労困憊している。 星野理子 - 岩佐真悠子 清美の部下。いまだに学生気分が抜けきれず、仕事の手を抜き、定時退社をしてプライベートを優先させる。 山村隆志 - 武野功雄 清美の部下。自分の上司が年下で、なおかつ女性であることを不愉快に思っている一方、密かに部長昇進を狙っている。 加茂社長 - 近江谷太朗 ハートスポーツの社長。若返り人事で清美を広報部部長に抜擢したが、接待の場で清美が述べた「忌憚のない意見」に腹を立て、岐阜の工場へ左遷させる。 オーナー - 矢島健一 清美が予約したレストランのオーナー。 尾元勇蔵 - 温水洋一 仲間たちと居酒屋で飲んでいたところに偶然居合わせた清美と意気投合し、一緒に酒を飲む。この時、第4節での自らの自殺未遂や由紀子と出会った話をしている。その後、公園で飲み直そうとコンビニに買い出しに行っている間にロスタイムに入った清美が既に息絶えたことを知らないまま、ベンチに座っていた清美が眠っていると思い、戻ってきてからその隣で一人カップ酒を飲んでいる。
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