第8、第9の哨戒 1944年11月 - 1945年4月
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「ティノサ (潜水艦)」の記事における「第8、第9の哨戒 1944年11月 - 1945年4月」の解説
12月4日、ティノサは8回目の哨戒で南西諸島方面に向かった。この際、ティノサには新しく開発されたFMソナーの試験が課せられていた。このソナーはサンディエゴで装備された、海中の対潜機雷も探知できる新形式のソナーであり、ティノサが向かった海域はその対潜機雷が敷設されている重要な海域であった。ティノサは大東諸島、先島諸島、奄美群島の各海域で各種テストを行った。1945年1月30日、ティノサは56日間の行動を終えて真珠湾に帰投。FMソナーの運用に関するデータを報告した。 3月1日、ティノサは8回目の哨戒で東シナ海に向かった。3月17日にサイパン島タナパグ湾(英語版)に寄港。この哨戒でも3月25日から28日にかけて、南西諸島海域で再度FMソナーのテストに従事した。4月7日、ティノサは30日間の行動を終えてグアムアプラ港に帰投。アプラ港在泊中に、ティノサが装備していたFMソナーが、哨戒の実績に基づいて改良されたバージョンのものに取り替えられた。
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