第8、第9の哨戒 1943年7月 - 12月
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「ソードフィッシュ (サーゴ級潜水艦)」の記事における「第8、第9の哨戒 1943年7月 - 12月」の解説
7月29日、ソードフィッシュは8回目の哨戒でパラオ方面に向かった。8月22日、ソードフィッシュは北緯02度55分 東経136度43分 / 北緯2.917度 東経136.717度 / 2.917; 136.717のパラオ南南東約600キロ地点でラバウルからパラオに向かうオ703船団を発見し、陸軍輸送船西山丸(板谷商船、3,016トン)に魚雷を2本命中させて撃沈した。9月5日昼ごろには北緯01度10分 東経142度10分 / 北緯1.167度 東経142.167度 / 1.167; 142.167のホーランジア北北東300キロ地点で、ウェワクに対する輸送船団を発見。ソードフィッシュは陸軍船天海丸(三井船舶、3,203トン)に魚雷を命中させて撃沈した。9月20日、ソードフィッシュは57日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投。バローズ少佐が艦長に復帰した。 10月24日、ソードフィッシュは9回目の哨戒で日本近海に向かった。しかし、11月18日に和歌山県市江崎近海の哨戒海域に到着直後、モーター部が焼きつく事故が発生。修理の上、哨戒は続行された。11月27日には、駆逐艦3隻に護衛された空母を発見するも、爆雷攻撃に阻まれて攻撃できなかった。12月5日、ソードフィッシュは42日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投。艦長がカール・G・ハンセル少佐(アナポリス1923年組)に代わった。
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