第8、第9の哨戒 1943年10月 - 1944年2月
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「ソーリー (潜水艦)」の記事における「第8、第9の哨戒 1943年10月 - 1944年2月」の解説
10月4日、ソーリーは8回目の哨戒でトラック諸島方面に向かった。しかし、この哨戒ではいくつかの目標を発見したものの、攻撃までには至らなかった。11月26日、ソーリーは53日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投した。 12月21日、ソーリーは9回目の哨戒で東シナ海に向かった。しかし、この哨戒は悪天候に悩まされた。哨戒期間の最後で、ソーリーは大波に襲われた。大波はソーリーを40度も傾け、ハッチからは海水が流れ込んだ。電気系統は水を被ってダメになり、小さな火災も発生した。補助の電動機は30分程度で復旧したものの、主要部分の修理完了は丸一日要し、ジャイロコンパスの修理はそれよりももっと長くかかった。ソーリーはミッドウェー島を経由し、1944年2月21日に62日間の行動を終えて真珠湾に帰投。再度のオーバーホールのためメア・アイランド海軍造船所に回航された。ソーリーは作業後、6月16日に真珠湾に戻ってきた。
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