第二の公開書簡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 14:23 UTC 版)
「エクスティンクション レベリオン」の記事における「第二の公開書簡」の解説
2018年12月9日に、世界各国の科学者・政治家・作家・活動家ら混合の百人によって署名された、XRの支持を表明する第2回目の公開書簡が出版された [...] 世界各国の政治指導者達は地球温暖化による危機的な状況に対する対策に手をこまねいており、グローバル企業による資本主義が世界経済の原動力であり続ける限り、世界的な環境壊滅は不可避であると考える。 [...] 我々はより範囲を広げ、原住民族の権利擁護、脱植民地化、過去の行いに対する正義の執行など、現行の体制による独りよがりな方針に対して世界中の市民が立ち上がって行動を起こすことを呼びかけ、XRの世界的なムーブメントに参加することで人類絶滅の危機に対して世界中の市民が反抗することを求めている。 我々は集合として、政治家や企業の独りよがりで現実逃避的な態度を改めさせるため、非暴力のあらゆる行動を取る必要がある。政治家や企業の「今まで通り」のやり方はもはや通用しない。世界市民は政治家や企業の地球環境に対する失態にいつまでも甘んじてはいられない。 全ての市民一人一人、とりわけ物質的に豊かな国々の市民は、生存と言う人権を守るためだけではなく地球環境の世話役として、物質の消費量を現行より遥かに減らした、質素な生活スタイルの必要性を受容することに取り組まなければならない。 2019年4月15日に始まり約10日間続いた「インターナショナル・レベリオン」期間の間、女優エマ・トンプソンによるデモ現地参加と公衆スピーチ、地球温暖化に対する児童ストライキ指導者のグレタ・トゥーンベリによるイギリス訪問、元NASA科学者のジェームズ・ハンセンや、言語学者で活動家のノアム・チョムスキーからの支援メッセージなど、様々な分野の著名人から直接的・間接的な形でXRの活動に対する多くの支持が表明された。
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